今回は、ニジイロクワガタの幼虫~成虫の見分け方について調べてみました。
ニジイロクワガタの場合、幼虫での判別はとても難しいようです。
3齢の後期になるとさすがに大きさが違いますから確度は高くなるのですが、2齢や3齢初期だとほとんど見分けがつかないらしいです。
♂♀判別の確度を上げるには、より多くの経験しかないのではないかな?!
オスの特徴
・体長:36~70mm 大きい。
・体重:15~20g程度。
・背中にツブツブがない。
・♂の蛹の尻には螺旋状になっている交配器が見られるので簡単に見分けがつく。
・成虫は 頭部が小さく、幅も狭い。
・大顎の基部は互いに強く、接近し、上向きに反円を描いて湾曲し、先端で二股に分かれている。
・七色に輝く体は、レッドやグリーンをベースに何パターンかある。
・一見すると挟みにくそうな形であるが、力はそこまで弱いわけではない。
・ケンカの際は、相手を挟むより反り繰り返った大顎でカブトムシのように下から救い上げる戦法を得意とします。この大顎は、蛹期にはゼンマイ状に丸まっています。
・幼虫は尾端の形状が独特で細長い。
・寿命は、成虫の場合1~2年程度。
・幼虫期間は、割り出しから蛹まで発行マット飼育で8~12カ月。
メスの特徴
・体長:26~36mm
・体重:10g程度
・幼虫期間は、7~9カ月。きのこの菌床で育てるともう少し早く羽化する。
・飼育適温:20~25℃ 冬18℃
気温が低くなると動けなくなるが、暖めると元気を取り戻す。
・前羽根には“点刻列”というものがあり、点ほどの大きな凹みが、前後方向に何列も並んでいる。つまり背中に点の列が並んでいる。
まとめ
今回、メスとオスの違いについて調べましたが、基本的には体が大きいのがオスで、幼虫段階ではなかなか見分けにくく、成虫になって初めてわかるケースも多いようで、経験を積むしかないのかなと思いました。
飼育の経験を積み重ねていくと80%以上の確率が得られてくるそうです。
子どもは、なぜか?100%近い確率で見分けるそうです。
自分から積極的に動くこともあまり多くないことから “癒し系クワガタ” とも呼ばれているそうです。
寿命も比較的長いので、長い時間飼育を楽しんでみてください。