ネブトクワガタの産卵形態は、基本的にマット産みで赤松の赤枯れフレークに産卵するのが有名になっています。
他にスギ、ヒノキ等の針葉樹やクヌギ、コナラ等の広葉樹または竹の腐植土中などにも産卵します。
いずれにしてもフレーク状に朽ちた部分に広く見られ、樹種よりも朽ち方で産卵場所を選ぶらしい。
これは自然界での産卵であって、今回は人工的な産卵も紹介しようと思います。
ネブトクワガタ産卵マットの準備とセットを組む手順など
マット産みで産卵させる場合には、熟度の高いマットが望ましいですが、本土産ネブトクワガタは、なかなか産まない個体も多くいるそうで、当たり外れがかなりあると聞きます。
産卵に使用するおすすめマットが、完熟マット、黒土マットです。
産卵に使用するケースは、クリーンケースだそうで、産卵管理温度は、23~25℃前後で水分量(湿度)ともに少し高めにします。
セットには、ケース底面7割程度は、固く固めて上部3cmはフワフワ状態にします。
産卵セットを組む手順は、まずクリーンケースを準備し、くわマットを大きなケースに、ケース底面を固めていきます。
そして固く詰めたマットの上にフワフワマットをしきます。
転倒防止の木片とえさを入れます。
間に新聞紙を挟んでセットが完了しました。
調査した方によりますと本土産ネブトクワガタは、産みが悪く、産まない個体は全く産まない時が多く何かコツがあるのでしょうか?と言うことでした。
ネブトクワガタ産卵マットでおすすめするところ
ネブトクワガタは、とても熟度の高いマットに産卵する傾向があり、マットは完熟マットや黒土マットがおすすめしますとのことでした。
マット水分質量は、少々多湿のほうが良いとのことです。
産卵の管理温度は、飼育されますネブトクワガタの種類によって、生育地の環境を考えて設計することが一番無難だそうです。
まとめ
マットが合わないと全く産まないが上手にやれば多産し、100以上もの幼虫を得られることもありそうです。
今使用済みのマットに発酵の進んだ新しいマットを混ぜたものや赤枯れマットで良い結果が出ているようです。