ネブトクワガタの飼育には、温度管理に注意が必要で、特に夏場の高温はネブトクワガタにとっても大敵です。
管理する温度の目安は、18～25℃くらいです。
ゼリーなどの餌は、減り具合をみながら切らさないようにし、夏場は餌が腐りやすいので早めの交換をおすすめします。
それに通気性を考えて、大きいケースを使う場合には新聞紙や小さい通気の穴を開けたビニールシート(ディフェンスシート）などを挟んで蓋をします。
これで小バエなどの雑虫の侵入と乾燥も防ぎます。
ネブトクワガタ飼育マットの使用環境は
マット内には十分な水分は必要ですが、多すぎてもマットが腐敗してマット自体が黄土色に変色してしまいます。
マットとマットの間に水分が入りますと通気性の確保が不可になりますから注意が必要です。
普通は、使用するマットに軽く加水をします。
マットに少しずつ水をたしていき、そのつどよく撹拌します。
理想は、マット自体を握ってみると水がしみ出てこないくらいがベストだと思います。
そして大切な事は、発酵マットの場合にはガス抜きと呼ばれる発酵臭をとばす作業をしてから加水をします。
ネブトクワガタ飼育には、ネブトクワガタがひっくり返ると捕まるものがないとすぐ起き上がれないので、樹皮や木片を入れておきます。
また成虫では、1ケースに2頭以上で飼育しますとケンカをして弱ってしまう事がありますから出来るだけ1頭ずつ飼育が良いようです。
ネブトクワガタ飼育マットの種類
マットは、飼育用と産卵用に分かれますが、飼育過程によって使用する種類が変わります。
飼育用マットは、幼虫や成虫飼育用に使用します。
これは、熟度が低くより栄養価が高いマットで、きのこマット、そしてやや熟度は高めですが完熟マットもこれに該当します。
栄養価が高く、幼虫は育ちがよく大きくなりやすいですが小バエが出てしまう欠点もあります。
産卵マットは、メスの産卵用マットで熟度が高いもので、完熟マットと黒土マットがこれに該当します。
まとめ
ネブトクワガタ飼育には、何かしらの目的でマットが使用される事が多く、初齢幼虫の飼育には、産卵に使用したマットと同じものを使用することが良いようです。
マット選びを間違えてしまうと不具合が起こることもあるので注意が必要でする。
