八丈島の薄い森内でネブトクワガタ幼虫を多量に発見の報告があります。
ネブトクワガタの幼虫を採集には、倒木の比較的腐朽の進んだ場所が環境的に合うらしく材の朽ち方と湿度が、ネブトクワガタ幼虫探しには、鍵になっているようです。
そしてネブトクワガタ幼虫を採集方法としては、直接採集出来る場合と樹の穴に潜んでいる場合には、掻き出し棒とピンセットの連携により幼虫を傷付ける事なく採集します。
ネブトクワガタ幼虫採集の環境
クヌギまたはコナラとマツの混成材には、比較的に高確率的に見ることができるらしい。
と言っても確実に生育していると言うわけではないと言う念押しがありましたか…。
ネブトクワガタ幼虫は、シロアリの食いカスや排泄物を食べて育つ関係上マツ木は、生息に必要だとか。
森林の中のクヌギやコナラの太めの成木の根元にある樹液が染み出している樹皮の割れ目等を探すことが狙い目らしい。
この部分に隠れているので、かきだししてみても良いらしい。
キーになるのは、シロアリの生息状況であるかと思いきや、シロアリの多い少ないは、マツの立ち枯れや倒木を割ってみないと分からないこともそれを地道に調べることが大切であることから、難しさがよく分かります。
ネブトクワガタの幼虫採集の方法
ネブトクワガタ生息地の冬季において、コナラの根元には、黒蜜の様な樹液が染み出すなどが狙い目になります。
そして材が朽ちた部分の色合いが赤茶色の高湿度のフレーク状から粘土状の部分も好むようです。
シロアリが活動している側からネブトクワガタの幼虫が出てくるところからみてシロアリとネブトクワガタの幼虫は、共生関係にあることがわかったことから、ネブトクワガタの幼虫を探す上の指針となります。
まとめ
ネブトクワガタの幼虫は湿度を好み、非常に多くのバリエーションで採集ができることが分かり、場所によっては住み着いている環境がまちまちであります。
多産地でない場合は環境に合わせた(読み)が必要で、それがおもしろいところなのかもしれません。
更に朽ちた部分の色合いの違いなどにも採集状況が異なることも認識出来ました。