ネブトクワガタ幼虫期の生育環境でもある赤松材に集まっているため、採集場所としてのポイントになります。

そして幼虫は、赤松の倒木をひっくり返して樹皮をめくってみるとその裏に幼虫を発見出来る場合が多く、これからも分かりますように幼虫は、材の中心部まで削ることなくも採集出来る特徴があります。

ネブトクワガタ幼虫の生育特徴

ネブトクワガタ 幼虫

ネブトクワガタ幼虫は、サイズはかなり小さく、大アゴは根元が特に大きく先に向けて彎曲して見えます。

ネブトクワガタ幼虫、採集場所が他のクワガタと異なります。

ネブトクワガタ幼虫の性別の違いを知るには、卵巣の有無(肛門から3つ目の節に左右一対の白いものが見えたらメス)や頭幅の大きさで区別出来ます。

そしてオスは、大アゴの基部にあります内歯でメスは、糸切りばさみのような太くはっきりした背中のスジとで分布の重なる他の種と区別することが出来ます。

ネブトクワガタ幼虫同士は、ケンカをしないので、産卵させたケースでそのまま多頭飼育しても問題ありませんが、大型個体を希望する場合には、個別に飼育した方が良いようです。

マットは、産卵マットと同じものを使用して水分量にも注意が必要です。

水分量が多いと(多すぎる)、命を落とす確率が上がるようなので、どちらかというと水分量は抑え気味のほうが安全であるように思います。

そして飼育温度を考えますと、25℃前後くらいが良いと思われますが、常温飼育のほうが自然状態であることから良いのかもしれません。

産卵から、8~10ヶ月くらいで羽化しますがプリンカップでも充分に羽化出来て、大きな個体の場合には途中で、1~2回くらいはマットを交換する必要があるようです。

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ネブトクワガタ幼虫の意外な採集

ある検査者によりますと、比較的硬い立ち枯れの松から幼虫の発見がありました。

このような乾燥した材からの採集は、まれだそうです。

一般的にネブトクワガタ幼虫の嫌う乾燥と生木がセットになっているにもかかわらず成長をみせている状況が面白いですね。

まとめ

ネブトクワガタ幼虫は、自分で消化酵素を出して栄養を吸収すると言うよりも体内に共存するバクテリアを介して栄養を吸収している部分が大きいのでしょうか?

とするといかに幼虫の共存バクテリアを活発にするかということに挑戦するのも面白いでしょうね!

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