クワガタを捕獲するときに、木に蜜を塗ってトラップにしたりしますよね。
餌として使っている昆虫ゼリーは効果があるのでしょうか?
また、昔からのクワガタのえさ、スイカはどうなのでしょうか?
気になりますよね。
ゼリートラップ
まずゼリーですが、餌用に作られている分、匂いがそこまで強くないせいか、仕掛けてもあまり効果はないようです。
クワガタのケースから強い樹液臭がしたら嫌ですもんね。
クワガタは樹液が染み出し、発酵した匂いにつられて集まるのです。
ですから匂いが強くないと集まりません。
スイカトラップ
ゼリートラップで書いた通り、トラップには甘い発酵した匂いが必要です。
ですがスイカにもそれはありませんよね。
スイカを仕掛けておいてもありなどの昆虫が寄ってきてしまうようですよ。
また、最近ではスイカなどの水分の多い果物はクワガタのお腹を壊す原因になるので与えてはいけない、ということですので、スイカはやめておきましょう。
バナナトラップ
最近の主流のようですね。
バナナトラップとはバナナを適当な大きさに切り、ビニール袋などに入れ、そこにお酢(または焼酎)、黒砂糖(なければ砂糖)、ドライイーストを入れ、袋を少し揉んで、4~5時間発酵させたものを木に塗ったりするものです。
ドライイーストを入れ発酵させることで、クワガタの大好きな甘ったるい発酵臭になるのです。
このバナナトラップが作るのも簡単でクワガタやカブトムシが良く集まるようですよ。
クワガタを取りに行くときはこのバナナトラップがおすすめです。
バナナトラップで使用するバナナは黒く熟したものの方が効果があるようです。
まとめ
トラップとしては昆虫ゼリーやスイカは効果がないようですね。
一番効果があるのは甘く強い匂いのあるバナナトラップのようです。
材料もすぐに揃うものばかりですし、作り方も簡単で、お子さんと一緒に作れそうですよね。
楽しい昆虫採集、バナナトラップを使ってうまくいくといいですね。