オジサン世代の方々の中には、子供の頃よくクワガタを捕まえに行ったという人が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

クワガタは少年の心を揺さぶる、ロマンあふれる生き物ですよね。

クワガタ採集と言うと、成虫を捕りに行くイメージが強いかもしれませんが、幼虫の採集もまた面白いものです。

幼虫を捕まえて成虫まで育ててみたい、子供と一緒にクワガタの幼虫を捕まえてみたいと思った方へ向けて、クワガタ幼虫採集の1つである朽木割り採集における狙うべきポイントと、クワガタの種類別狙い目ポイントを紹介していきたいと思います。

クワガタ 朽木 種類 採集

朽木割り採集における狙うべきポイント

クワガタは朽ち果てた木を非常に好みます。

メスは朽木の中に卵を産み、その中で孵った幼虫は朽木を食べて成長していきます。

また、成虫になってからも冬眠は朽木の中で行います。

まさに朽木は成虫・幼虫問わずクワガタの宝庫なのです。

ただし、朽木であれば何でもいいというわけではありません。

朽木の中でもクワガタがより好む朽木があるのですが、そのポイントを2つ程挙げていきます。

第一に、クヌギやコナラなどといった、広葉樹の木が挙げられます。

逆に言いますと、針葉樹にはクワガタは生息しておりませんので、狙うのは広葉樹一択と言えるでしょう。

第二のポイントとして、クワガタはキノコが大好きなので、キノコ菌によって分解されて朽ち果てた木が最も狙い目です。

キノコが生え始めた木ではそんなにクワガタも寄り付かないので、キノコが生えてかなり時間が経過した木がベストです。

これら2点に着目し、朽木を割ってみましょう。

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クワガタの種類別狙い目ポイント

クワガタ幼虫採集において、どの種類のクワガタを狙って採集するかによって、狙うべきポイントが変わってきます。

オオクワガタは比較的乾燥している所を好む傾向があるので、地面の近くに潜んでいる事が多く、水分が少なめな硬めの朽木に多く見られます。

反対にノコギリクワガタやヒラタクワガタは湿り気のある場所を好み、木の根の部分に潜んでいる事が多いです。

ミヤマクワガタも湿度が高いのを好み、木の根に生息してますが、ヒラタクワガタよりも深い部分に生息しております。

コクワガタやスジクワガタは朽木内部のどこにでも生息をしているので、非常に採集しやすく、初心者向けです。

このように、同じクワガタでも種類によって生息区域が異なるので、狙うポイントは慎重に選びましょう。

まとめ

成虫の採集よりも一見地味に見えそうな幼虫採集ですが、朽木を割った時に幼虫が顔を出した瞬間は感動すること間違いなしでしょう。

子供と幼虫採集をすれば、幼虫が出来てたらお子様は大喜びをします。

物にあふれた現代社会、大人も子供も今一度自然と触れ合うのも良い事だと思うので、一度朽木割り採集に出かけてみるのも悪くないのではないでしょうか。

日常にはない感動が生まれますよ。

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