今回は、昆虫界の中で最も人気のある昆虫の一つであるクワガタのいる木を蹴ってみたらどうなるのか?
また、クワガタが木をかじりだした、電子レンジで殺菌してみるなど、ちょっと変わったことに注目してみましょう。
実際クワガタ採集する際に、木を蹴ってみたりした人は多いのではないでしょうか?
彼らの木を蹴ってみる!
木を蹴ってみると、意外にもクワガタが落ちてくることがあります。細めのクヌギを思いっきり蹴ってみると、クワガタが落ちてきたという話は意外と耳にします。
この方法はクワガタ採集の際、誰もが一度はやってみる有効な技だと思いますが、なんで落ちてくるのでしょうか?
簡単に落ちてきてしまっては、樹液をなめてる時、ちょっとの振動で落ちてしまいそうですよね。でも、そこにはちゃんと理由がありました。
昆虫にとって最大の天敵は鳥類です。街灯下などを見てみると、たくさんの虫の死骸を見つけることができます。
この鳥類や小動物から身を守るために、クワガタは進化の過程で「夜行性」になり色が黒っぽくなりました。
そのためこれらのクワガタは、鳥類などが木に止まった時の振動を感知すると、危険と察知して落ちるのです。
落ちる途中で飛んで移動しないのも大事な動きなんですね。
クワガタが産卵木をかじってボロボロにしてしまった。。。
たまに、クワガタがガリガリを木に穴を開け始める時があります。なんだと思いますか?
ストレスなのか、餌が足りないのか、遊んでいるだけなのか。初めての体験だと少しびっくりしますよね。でも大丈夫です。
それはメスによる産卵行動です。大事にしておけば数ヶ月で幼虫が出てくるかもしれません。
レンジでマットを殺菌する?
虫がマットに湧いてきた際、マットをレンジで加熱し、殺菌するという方法があります。結論から言うとあまり良い方法とは思えません。
加熱すると、バクテリアが死滅してダメなマットになりますし、カビも生えやすくなります。
もしコバエが混入していないマットなら、新聞紙フィルターや洗濯ネットなどで防衛しましょう。ダニは諦めてください。
まとめ
クワガタ採集の際は、木を蹴ってみるというのが有効な方法とわかりましたね。ぜひやってみてください。また、木をクワガタがかじりだしたら、
そろそろ産卵するかもという状況なので、より敏感です。刺激を与えないように気を遣ってくださいね。