玉虫色の光沢を放つニジイロクワガタは、そのキラキラの美しさが世界中から愛されています。
さて、そのように輝く王者の風格を備えたニジイロクワガタですが、サイズについては皆さんはどのような印象をお持ちでしょうか。
光を当てることによって尚更美しく輝くと言われるニジイロクワガタは、サイズによってもその印象はだいぶ変わると言われます。
メスとオスではサイズが違うのでしょうか。
今回は、ニジイロクワガタのメスのサイズについて調べてみました。
ニジイロクワガタのメス
ニジイロクワガタのメスのサイズをお話する前に、ニジイロクワガタのオスとメスの判別が難しいことを少し知っておく必要があるかもしれません。
オスメスそれぞれの特徴があるにはあるのですが、それを見分けるのが分かりにくいと言われています。
人間の男女の区別は小さな赤ちゃんの時でも容易に分かりますが、何しろクワガタのような昆虫と違って人間の場合はサイズの作りが大きいのですから、部分的な特徴をすぐ捉えることができますね。
メスを見分ける一番の方法は、成虫になって卵を産ませることだと言われています。
確かにそれが一番確実ですね。
ニジイロクワガタのメスのサイズ
ニジイロクワガタのオスとメスの特徴を捉えるのは難しいと記しましたが、実はタイトルにあるようなサイズの違いが幼虫時のオスとメスにはあるのだそうです。
幼虫時の最終的な体重が12グラム以上あるならオスとされています。
そして10グラム以下の場合は、たいていはメスのようです。
ということは、成虫時の体重もオスよりメスのほうが少ないのでしょうか。
ペットショップでLLサイズで売られているニジイロクワガタのサイズを計ったところ、メスが40mm前後とありました。
対してオスは同じLLサイズの表記で55mm~とありますので、やはり成虫になるとサイズの差が明らかになってくるようです。
ちなみにメスのSサイズは30mm~のようです。
まとめ
玉虫色のニジイクワガタのメスは、頭に角の冠を載せた王女のような気品を感じますね。
それはまるで外国の素敵なおとぎ話に登場しそうだと思いませんか?
生物のオスメスはオスのほうが大きいとは限らず、メスのほうがサイズが大きくて強いとの話もよく聞きますが、ニジイロクワガタはメスのほうが小さいのですね。
大きいメスは大きい卵を産める可能性があるのかもしれませんが、個人的には小さめサイズのメスの光沢を楽しむのも素敵と感じます。