クワガタの醍醐味は採集、育成のみではありません。
メスのスジクワガタとオスのスジクワガタが揃えば、「産卵させる」という楽しみがありますよね!
大型のオスと大型のメスをかけあわせた場合は大型のスジクワガタが生まれる可能性もあるため、とてもドキドキする瞬間だと思います。
今回は、スジクワガタの産卵や注意点についてご紹介します。
スジクワガタの産卵
スジクワガタはネブトクワガタのように羽化後すぐに交接をすることがなく、3ヶ月以上経過して成熟した後、初めて産卵するようになりますよ。
個体差によりますが、大体4~6ヶ月ほど経った頃に成熟するとされています。
ですので、もちろん時期にもよりますが、野生の個体をとってきたとしてもネブトクワガタに比べれば断然産卵率は高いでしょう。
羽化後にしっかりと栄養を取らせることで産卵できる身体を作ってくれます。
スジクワガタを産卵させるときは、オスの飼育容器にメスを入れることが基本になります。
時々ですが気性が合わずケンカをすることもあるそうですので、随時相性はチェックしてあげましょう。
1週間を目安に交接は終了とみなし、メスをオスの飼育容器から取り出せばペアリングの完了です。
産卵しない時は?
野生下にいたスジクワガタは産卵しない可能性もありますので、産卵しない場合のチェックポイントについてまとめてみます。
まずはメス、あるいはオスのスジクワガタが成熟不足である可能性、メスのスジクワガタの栄養不足である可能性があります。
また、スジクワガタは高地に住んでいるため基本的に暑いところは苦手であるとされています。
出来るだけ温度を低めに設定(25度以下)してあげることで産卵の可能性が高まるとされていますよ。
うまくペアリングを成功させ、野生下にいたスジクワガタも無事に産卵してくれるといいですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はスジクワガタの産卵や注意点についてまとめてみました。
スジクワガタの産卵はオスメス共に成熟した後(羽化後4~6ヵ月後)に行われ、メスが栄養不足でないときに行われます。
温度管理は25度よりも低め、オスとメスの相性を随時チェックしながら1週間程度を目処に行いましょう。
生まれたての幼虫の姿を見ることができるように、お祈りしています!