ニジイロクワガタを育てていく中で、より環境の良い環境を整えて立派に育てたいと誰しもが思うでしょう。
ニジイロクワガタに限らず、幼虫を飼育する中で重要な菌糸瓶の種類はとても重要な要素の1つに含まれます。
今回は菌糸瓶の種類と、ニジイロクワガタに適しているとされる菌糸瓶をご紹介したいと思います。
菌糸瓶ってなに?
まず菌糸瓶とは何かというと、もともとはキノコ栽培を行う業者が考えたものを菌糸瓶と呼んでいました。
現在では、カブトムシやクワガタムシの幼虫を育てる寝床のような意味合いを持つものが多いです。
菌糸瓶の中身ってなに?
菌糸瓶で使用されるキノコ菌を種類で分けると、ヒラタケ、オオヒラタケ、カワラタケなどがあります。
一般的にニジイロクワガタの幼虫に適しているのはヒラタケ系のキノコ菌だと言われています。
ニジイロクワガタの幼虫を飼育する際は、ヒラタケ系の菌糸瓶を選ぶようにしましょう。
菌糸瓶の種類の選び方について
菌糸瓶の種類を大きく分けると、前述したヒラタケ系とカワラタケ系の2種類に分けられます。
あとは幼虫の成長具合に合わせた容量として400~800ccと1000~1400cc以上の種類があります。
ニジイロクワガタの場合はヒラタケ系の菌糸瓶を選び、幼虫の成長具合(大きさなど)を見て菌糸瓶を選ぶようにしてください。
幼虫についての予備知識
ニジイロクワガタの幼虫には特徴的な動きをすることがあり、3齢幼虫頃になると菌糸瓶の中で「暴れる」ことがあります。
これはニジイロクワガタの幼虫独自の動きというわけではありませんので、心配することはないです。
対策としては、新しい菌糸瓶に幼虫を移さずにマットに幼虫を移し替えると徐々に落ち着いてきます。
ただし、菌糸瓶の上まで幼虫が上がってきている場合は酸欠などの原因がある可能性がありますので、その際は十分に注意しましょう。
まとめ
菌糸瓶の種類には大きく分けて2種類のキノコ菌に分けられますので、自分が育てているクワガタの種類と相性の良い菌糸瓶(キノコ菌)を選びましょう。