今回は、ニジイロクワガタの幼虫が黒くなるのはなぜ?という質問がありましたので、調べてみました。
なぜ?蛹のからだが黒化していくのでしょうね?!
そこで、昆虫に詳しい方に聞いてまとめてみました。
ニジイロクワガタの蛹が黒くなるのはなぜ?
ニジイロクワガタの場合、ほかのクワガタとあまり変わりはないようで、飼育温度や性別にある程度左右されますが、前蛹状態が3~4週間程度で、蛹から羽化までは3~6週間くらいかかるそうです。
飼育温度が22~24℃程度なら蛹室を確認できて、その中で前蛹になり、その後1~2週間程度で蛹化します。
飼育温度が25℃を超える高さになると前蛹の期間も蛹の期間も短くなる傾向にあるそうです。
黒くなって動かない
「蛹になってから、だんだんと体が黒くなった。ニジイロクワガタの蛹の体の色は、本来、金色になると聞いていたのに…」
ということをよく聞きますが、原因はそれぞれあるのだと思います。
ニジイロクワガタの場合、蛹化後1週間程度で体色が黒色に変化しているのと、全く動かなければ、その個体は残念ながら亡くなっているそうです。
生きていれば、羽化3日前までは肌色から明るい黄褐色をしていますし、姿勢も定期的に変えますから動きます。
ニジイロクワガタは、蛹化した後3~4週間程度かかりますが、羽化2~3日前になると蛹の外皮の下に頭部と前胸脊板の間からニジイロがうっすらと見えてきます。
亡くなった蛹は、黒色に変化し、当然ですが動きません。
やがては、蛹自体が腐敗し始めて、崩れていきます。
だから、蛹の体は黒色に変色するそうです。
まとめ
今回調べてみて、改めて悲しい事実に直面しました。
せっかく蛹にまで成長したのに、何が原因か?は良く解りませんが、亡くなったために体が黒くなって、崩れていくという自然の厳しさ・摂理を。
何であれ、大事にしていたものが枯れたり、亡くなったりするのはとても悲しいことですよね。
悔いのないように、しっかり管理して、一生懸命育ててあげたいと思いました。