種類の多いクワガタのなかで、ヒラタクワガタはどんなクワガタなのでしょうか。
昨今は山の中まで昆虫採集に行くことはまれになりました。
お祭りの夜店などで売られていることも多く、子供たちのあこがれの一つになっているようです。
その中で、ヒラタクワガタとはどんなクワガタなのでしょうか。
ヒラタクワガタとはどんな昆虫なのだろう?
大きさは2.5㎝~大きいもので7.5㎝あります。
冬眠をするので、活動する期間は5月から9月の間です。
樹木の表皮の裂けたところに潜り込んで産卵する習性があるので、平べったい形をしています。
オスはあごのハサミに歯がギザギザについていますが、個体差があって、歯のないハサミを持っているクワガタもいます。
メスは2.5㎝から3.5㎝くらいで、黒い色で背中がツルツルしています。
コクワガタのような細かい筋はありません。
性格は?
オスはとても攻撃的な性格で、ハサミで挟まれるとケガをするケースもあります。
メスと同居させるときは、メスを攻撃することもあるので気を付けましょう。
クワガタに挟まれて、なかなか外せないときはどうすればいいでしょうか。
まず、クワガタの足場を確保してやることです。
宙ぶらりんだとクワガタもヤケになって噛みついたままです。
足を地面にしっかりつけてやると外してくれることがあります。
それでもダメなときは、無理に引きはがそうとしないで、水の中につけてみることです。
苦しくなって離れます。
少しの間なら大丈夫です。
メスの特徴
メスのクワガタを捕まえてどの種類か判断するのは、専門家でも難しいくらい他の種と区別がつきにくいようです。
裏返して前足の付き方とか、背中に筋がなくツヤツヤしているとかで判断するらしいです。
ヒラタクワガタの中でも大小があるので、個体の大小では区別できません。
まとめ
足の多い生き物は苦手なのですが、調べていくうちにクワガタだけでなく環境保護に力を入れているサイトがあったりと、小さな虫ながら考えさせられることもありました。
なぜ男の子たちは虫が好きなのか今だに分からないのですが、環境保護という大きな事業を考えるとそれも当然のことなのかな、と思ったりします。
小さなケースの中だけでなく、緑いっぱいの森の中に飛んでいってほしいクワガタです。