ニジイロクワガタを飼育していると色んなことを考えると思います。

えさの種類や菌糸瓶の選別・・・本当にたくさん情報があります。

もちろんこだわりを持って飼育している方が大半だと思いますが、今回は産卵セット作りやケース選びに照準を絞ってご紹介していきたいと思います。

産卵セットの種類について

ニジイロクワガタ 産卵 ケース

まずは産卵セットの種類から説明します。

産卵セットには産卵木とマットの2種類あります。

ニジイロクワガタはもともと朽木に卵を産むのですが、マットでもちゃんと産卵してくれます。

ですので、産卵木とマットのどちらかを選ぶか両方合わせたものを使用する方が多いです。

産卵セットの組み方

産卵セットを組む時のケースですが、大きさは中くらいのサイズで十分です。

そのケースに発酵マットを敷き詰め、産卵木1~2本、ゼリーなどのえさを入れるのがシンプルな組み方です。

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産卵セットを準備する際の知識

産卵セットは発酵マットや産卵木などを購入後すぐに投入し、適当に作ったのでは思った効果は得られないかと思います。

まず、発酵マットは新聞紙などの上で1~7日間ほどガス抜きを行い、水を加えてマットが手で握ると水がにじまず形が残る程度にしてください

それが出来たら、ケースに発酵マットを敷き詰めますが、ケースの半分くらいまでは固めに詰め込み、そこから2㎝ぐらいはふわふわっとした感じでマットを敷くと良いです。

マットを詰め終わったら数日ほど様子を見てマットが発熱しなければほぼ完成です。

もしマットが発熱していた場合は、再度ガス抜きを行う必要があるので気を付けてください。

最後に、転倒防止で樹皮などを置き、エサと交接後のメスをケースに入れ、メスがマットに潜っていけば成功です。

まとめ

産卵セットを組む時は産卵木かマットのどちらかを選ぶ必要はないので、飼育環境を考えて選んだり、こだわりで組んでも大丈夫です。

単純にマット詰めたり産卵木を置いただけでは不十分なので、しっかり前準備を行って産卵に備えましょう。

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