ニジイロクワガタは、“タマムシ色に輝く体は世界一の美しさ”といわれるクワガタです。
飼育もそんなに難しくなく寿命も比較的長いので、入門種としては最適種だといわれています。
今回は、そんなニジイロクワガタの幼虫の大きさや♂♀の見分け方を調べてみました。
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幼虫の大きさ
ニジイロクワガタの幼虫の大きさは、オス:36~70mm、メス:26~36mmくらい。
幼虫ではなかなか見分けることが難しいですが、メスのおしりの先にゼンマイ上の交接器があるそうです。
しかし、ニジイロクワガタのメス場合は、中に入り込んでいるのでわかりにくいようです。
体重が、メスは10g程度で、オスは15~20g程度と少し大きいのが目安だとか。
羽化するまでわかりにくい、わからないことが多いようです。
幼虫の飼育期間は、オス幼虫期間が約8~10カ月、メス飼育期間が約6~8カ月で、幼虫飼育温度は18~25度で、適温は20~24度となっているそうです。
ニジイロクワガタの幼虫の飼育方法は、材飼育・発酵マット飼育・菌糸ビン飼育のどの方法でも飼育することが可能です。
しかし、再飼育の場合は発酵マットや菌糸ビン飼育より、2~4カ月ほど羽化が遅くなるようなので、マット飼育や菌糸ビン飼育をすることをお勧めしているそうです。
成虫のオス・メスの特徴
成虫の場合はすぐに見分けがつくそうです。
オスは大きく、大顎が発達していることが多い。
メスは前羽根に“点刻列”というものがあるので、それで見分けられるそうです。
点刻列とは、点“・”程の大きな凹みが、前後方向に何列も並んでいる。
つまり背中に点の列が並んでいればメスで、ツブツブが無ければオスということになります。
また、孵化したときの足の太さでも、太い方がオスだと判別できるそうです。
まとめ
今回は、ニジイロクワガタの幼虫の大きさや、オスとメスの見分け方について調べてみました。
成虫になるまではなかなか判別が難しいみたいですが、成虫になるとはっきりとした違いが判るようですね。
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クワガタ飼育の醍醐味のひとつだと思います。