アカアシクワガタの繁殖は、どのように行えば良いのでしょう。

アカアシクワガタの繁殖や産卵セットの仕方や割り出しの方法について、まとめてみました。

アカアシクワガタの繁殖の方法は?

アカアシクワガタ 繁殖

  1. アカアシクワガタのオスとメスの成熟の確認をします。(オスとメスが成熟していて産卵可能の状態であることが必要です)
  2. ペアリングをさせます。(喧嘩などしないか確認しながら、成熟したオスとメスを同居させます)
  3. 産卵セットをします。(クヌギ材・コバエシャッター・発酵マット・ハスクチップ・昆虫ゼリーなどを準備します。産卵セット時の温度は20℃前後にするのが重要となります。)

という感じの方法で、アカシアクワガタの繁殖をしていきます。

産卵セットの仕方は?

産卵木を水を入れたバケツの中に入れて、浮き上がらないように重りをのせ半日くらい水をしみこませて置きます。

半日経過したら産卵木を取り出して、およそ2時間~3時間日陰で陰干しします。

陰干し後、産卵木の樹皮をマイナスドライバーなどを使い剥がします。

加水することで産卵木の樹皮を簡単に剥くことができます。

無添加の発酵マットに水を入れよくかき混ぜます。

水分量はマットを手で握り水が垂れずに、手を広げたときにお団子が出来るくらいです。

飼育ケースの底から5cmぐらいの高さまで、加水した発酵マットを硬く敷き詰めます。

樹皮を剥がした産卵木を硬く敷き詰めたマットの上に置きます。

産卵木が隠れるくらいまで産卵木の周りに発酵マットを敷き詰めて手で軽く押し込みます。

転倒防止用に剥いた樹皮やハスクチップなどをマットの上に敷き、昆虫ゼリーを置いていきます。

産卵させるメスを1匹だけ入れてフタをします。

暗く静かで気温が25℃以上にならない環境で保管します。

温度が高過ぎると産卵をしてくれないので、クーラーでしっかりと温度管理をするようにしましょう。

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割り出しの方法は?

割り出しはタイミングが重要で、割り出しを行うタイミングは基本的にはケース側面や底面に幼虫が見え始めてから行うようにします。

産卵セットにメスを入れてから2か月経ったころが、最適なタイミングになると思います。

新聞紙を床に広げて、飼育ケースの中身を全部ひっくり返して出します。

幼虫や卵は敷き固めたマットや産卵木の中から出てきます。

プリンカップなどを用意して、産卵セットで使用した発酵マットをプリンカップに詰めて幼虫を一頭ずつ入れていき、およそ1か月を目安に幼虫飼育に移行していきます。

まとめ

アカアシクワガタの産卵は温度管理が重要なので、温度管理をしっかりしてアカアシクワガタの繁殖が成功するようにしましょう。

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