ニジイロクワガタはオーストラリア原産の、文字通りニジイロに輝くクワガタです。

飼育しやすく産卵もさせやすいと言われていますが実際はどうでしょうか?

今回は、ニジイロクワガタの産卵に適した環境についてお話したいと思います。

ニジイロクワガタの飼育は簡単?

ニジイロクワガタ 産卵 温度

他の種類のクワガタに比べると、ニジイロクワガタは比較的飼育しやすいと言われています。

性格も穏やかな個体が多く、興奮してメスを傷つけることも少ないようです。

臆病なものも多いので、産卵させたい場合は尚更安心して暮らせる環境を作ることは必須です。

産卵に適した温度は?

ニジイロクワガタは前述した様にオーストラリア原産のクワガタです。

ニューギニアの南部やオーストラリアの北部によく生息しています。

オーストラリアは温暖で、特に北部は温かく真冬での寒い日でも外気温は15度程です。

また、30度を超えることもあまりありません。

そういった土地の原産であることからも、ニジイロクワガタが生きていくためには最低15度以上の温度を保つことが必要です。

寒すぎると衰弱してしまいますし、活動が弱まります。

ただ、気温が低いからといって急激に温度を上げたり、暑すぎるからといって急激に温度を下げたりするとクワガタも弱ってしまいますので注意しましょう。

産卵に関しては必ず15度より暖かく、ニジイロクワガタが好む23-25度を目安に保つことをおススメします。

寒すぎても暖かすぎても産卵に適さないため、温度はこまめに管理するようにしましょう。

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真冬の温度管理は?

  1. エアコン等暖房器具で室温を保つ
  2. 発砲スチロールに入れて、パネルウォーマーで温める
  3. 毛布等に包んで電気カーペットの上で管理する

エアコンを24時間稼働させるのも電気代が気になるかと思います。

私は発泡スチロールの箱に入れてパネルウォーマーで温める方法をおススメしたいと思います。

パネルウォーマーでなくとも、湯たんぽやカイロでも良いです。

15度を下回らないように気を付けましょう。

空気がよどまないように気を使ってあげてください。

真夏の温度管理は?

  1. エアコンで室温を23-25度に保つ
  2. 発泡スチロール等に入れて保冷材で少し冷やす
  3. ケースごと土に埋める
  4. 扇風機を当てて熱がこもらないように空気を循環させる

エアコンが一番楽だとは思います。

しかしこちらも光熱費が気になりますよね。

密閉容器に入れて保冷剤で冷やす方法や、扇風機で空気を循環させておく方法であれば経済的かと思います。

近年日本の夏は30度を超える日が多く、真夏の部屋は40度近くまで室温があがることがあります。

ニジイロクワガタが温かい気候を好むといっても、暑すぎる気候では生きていくことができませんので、真夏は特に気を付けましょう。

まとめ

産卵させることが思ったよりも大変だと感じる方も多いかとは思います。

飼育段階から温度管理に気を付け、できるだけメスが産卵しやすい環境を整えることが大切です。

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