オオクワガタは飼育しやすいという点から、手軽さも魅力です。
1年を通して、神経質に温度管理をする必要はありません。
また、比較的寿命も長い上に環境の変化にも強いのです。
そんなオオクワガタには、アルビノと呼ばれる特殊な色のオオクワガタが存在しています。
アルビノの値段や、一般的に値段を決めるための基準などをまとめました。
アルビノの注意点
オオクワガタにアルビノは存在するものの、白くならないという事が特徴です。
羽化してから色が黒くなるまでに、2倍の時間を要する個体がアルビノと呼ばれます。
オオクワガタは黒であるため、飼育開始時にアルビノであったとしても、最終的には黒くなるのです。
そのため、値段にもさほど影響をする事はありません。
オオクワガタの値段はどこで決まる?
基本的には、幼虫1頭500~600円程の値段で販売されています。
成虫であっても、900円前後。
成虫は大きさや見た目の善し悪しによって値段が異なります。
幼虫は、値段の差が生じません。
もしも値段に差が生じるのであれば、血統によるものであると考えて良いでしょう。
幼虫の場合には、サイズが分からないため大きさが値段に影響する事はほとんどありません。
大きなサイズになる事が見込まれる血統のオオクワガタの幼虫は高額です。
値段に影響をするケースとは
成虫でサイズが大きい個体であっても、値段が下がるケースがあります。
「羽パカ」と呼ばれる状態の個体は、通常の状態で羽が開いており、閉まらない個体です。
他にも後ろ足が欠けている個体は交配が出来なくなります。
これらの個体は値段が下げられるケースが多いのです。
まとめ
以前は非常に高額であったオオクワガタですが、現在はペア数千円で販売されています。
アルビノと値段はさほど関係性がなく、血統や個体の状態によって値段が決められているのです。
少しでも美しい色を楽しみたいのであれば、アルビノを選んでみても良いかも知れません。
値段を重視するのであれば、見た目によって値段が下げられた個体を購入することもおすすめです。
交配をさせる予定が無いのであれば、問題はないともいえるでしょう。