オオクワガタはブリードしたいと思っている人もたくさんいますので、幼虫の頃からオスかメスの見分け方を知っておきたいという人が多いです。
なかなか幼虫の時点で見分けるのは難しいと考えるかもしれませんが、実際には見分けられる人がいるわけですから、何か方法があるはずです。
具体的な見分け方とはどのようなものでしょうか。
幼虫のオスとメスの見分け方
オオクワガタの幼虫のオスとメスを見分けるには、オレンジ色の斑点があるかどうかをチェックしてみるのが手っ取り早いです。
幼虫の体は白っぽいのでオレンジ色の斑点が見つけやすいです。
この部分は卵巣なので、オレンジ色の斑点があればメスであるということがわかります。
さらに他の見分け方としては、頭の幅が大きい方がオスです。
大顎が成長するわけですから頭の幅が幼虫の頃から大きいというわけです。
こうやって考えてみると、素人だったとしても幼虫の頃からオスとメスを見分けることは可能だということになります。
もちろん全ての幼虫が簡単に見分けられるとは限りませんが、ある程度成長してきてしっかりと観察していれば素人だったとしても可能です。
養殖したいと考えている人は、こういうポイントをしっかりと押さえておくと良いでしょう。
大きくなれば大きくなるほど、簡単に見分けられるようになります。
まとめ
オオクワガタの幼虫はパッと見は全く同じように見えますが、見分け方のポイントをしっかりと押さえておくと、ちゃんと判断することができそうです。
それぞれが大人になってどういう形になるかということを考えれば、頭の幅に大きな差があるのも納得ができます。
またメスなので卵巣が目立ってくるのも当然のことですね。
しっかりと観察していれば昆虫について更に詳しくなれるかもしれません。
ただのクワガタの幼虫として考えるのではなく、性別やそれぞれの特徴について考えて飼育することは非常に重要です。
そうすることによって、成虫になった時にも大事に世話をしようという気になりますね。