ヒラタクワガタは亜属25種のなかで、最大級です。
平べったい感じが特徴です。
クワガタ全般に言えることですが、生息域によりサイズの平均は異なります。
黒光りする美しい艶があります。
ヒラタクワガタのメスのサイズ
公表されている最大サイズは54.5㎜です。
ヒラタクワガタのメスだと、45㎜級ならほぼ最大級のサイズと言えると思います。
クワガタは意外にデーターが少なく、体重や飛行距離、体調など、ぽつぽつ資料があるばかりです。
害虫でも益虫でもないクワガタは、研究者が少なく、愛好家のデーターを参考にしたりしています。
また産地によっても、4㎝を越せば高値がついたり、珍重されたりします。
産地サイズです。
日本ではホンドヒラタとシマ系ホンドヒラタに分類して、考えられています。
亜種の種類が多く、愛好者が多いので、クワガタの中では標本が充実しています。
対馬、八重山の種類の亜種は国内だと、サイズが大きいのが特徴です。
ヒラタクワガタのメスはひっくり返すと、お腹に黄色毛があります。
生息数は西日本の方が若干多いようです。
アジア、とくに南方の亜種はサイズが大きいので、世界的にも愛好家が多くみられます。
ちなみクワガタのメスの種類の見分け方があります。
・ミヤマクワガタ
ひっくり返すと腹部に黄色褐色の毛が生えていて、アゴがメスにしては大きい。
・ノコギリクワガタ
全体的に赤みがあり、赤銅色です。
・コクワガタ
バランスが良く、体は小さめです。
背中にツヤがなくて、胸部にはっきりしたくびれがあります。
・ヒラタクワガタ
前足の先っぽ、頸節が外側に曲がっています。
背中が黒くて、足が太めです。
横幅が広い。
・オオクワガタ
体調が大きく、黒くてツヤツヤしています。
背中にスジがあり、ずんぐり重そうな感じです。
その他の種類
アカアシクワガタ 腹側の足の付け根が赤い。
スジクワガタ 上翅にスジがあります。
ネブトクワガタ 背中がざらついた感じで、背中のスジがはっきりしています。
まとめ
日本産のクワガタは越冬しますが、外国産のクワガタには越冬が出来ない事がほとんどです。
輸入のクワガタを購入するときには、飼い方の説明を受けてからにして下さい。