ヒラタクワガタは、比較的寒さにも強い種類の様で、日本では北海道以外で生息している様です。

おおむね5℃~30℃の範囲であれば生息が可能ともいわれている様ですが、世界に目を向けると、それよりも気温が高い地域でも多くのヒラタクワガタが生息している様です。

世界のヒラタクワガタについて調べます。

ヒラタクワガタの生息地

ヒラタクワガタ 種類 外国産

ヒラタクワガタは、熱帯地域と呼ばれる範囲で、主に東南アジアや中国、朝鮮半島やその周辺の島々に生息している様です。

種類

①ヒラタクワガタの分類

甲虫目、カブトムシ亜目、クワガタムシ科、ヒラタクワガタ亜属

※ヒラタクワガタは、カブトムシにも通じる種類の様です。

 

②ヒラタクワガタの種類の数

ヒラタクワガタ亜属に属するヒラタクワガタ(ドルクスティタヌスとも呼ばれる)ですが、ここからさらに細分化されて、12種類の「亜種」が確認されているということです。

・日本国内:亜種を入れると50種類以上も生息している

・海外:1000を超える種類が生息している

 

③海外産のヒラタクワガタの種類

代表される種類は、一般的にも聞き覚えのある種類の様です。

・スマトラオオヒラタクワガタ(スマトラ島の北部のアチェ:インドネシア)

・パラワンオオヒラタクワガタ(パラワン島:フィリピン)

・アルキデスヒラタクワガタ(スマトラ島:インドネシア)

・ダイオウヒラタクワガタ(ジャワ島の東部)

・タウネスヒラタクワガタ(ネグロス島やパナイ島:フィリピン)

・パプアヒラタクワガタ(パプアニューギニア)

・トラキクスヒラタクワガタ(ボルネオ島)

・テイオウヒラタクワガタ(ルソン島東部やカタンドゥアネス島:フィリッピン)

・オオヒラタクワガタ(マレー半島、スマトラ島、ルソン島など)

ほかにもたくさんの種類のヒラタクワガタが生息している様ですが、やはり、東南アジアは特にフィリピンやその周辺の島々に多く生息している様です。

スポンサードリンク

まとめ

海外に生息するヒラタクワガタは、熱帯や亜熱帯に多く生息し、その大きさは国産(国内の島々を除く)を大きく超えていることが分かりました。

今では、ヒラタクワガタも流通が自由になったことで、個体の行動にも制限がなくなり、国内でも海外でも今後ますます細分化が進み、確認できないほど種類が増えるだろうとのことでした。

感想としては、ほかの外来種と同様に、国内のヒラタクワガタの生息域が侵されないかと心配にもなりました。

スポンサードリンク