子供のころカブトムシやクワガタを戦わせて遊んだ、という経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか?
ですが、自然界は厳しい世界です。
強いものが生き残る世界。
わたしたち人間にとっては喧嘩は稀なものですが、クワガタや動物にとっては当たり前。
それはオス同士やメス同士だけでなく、時には性別に関係なく喧嘩をするとも言われています。
今回は、そんなミヤマクワガタのオスとメスの喧嘩について紹介します。
オスメスで激しいバトル発生!?
ミヤマクワガタをブリードしている方などで、オスメスをペアとして飼育していると新しい命を誕生させるどころか喧嘩が絶えないというペアを見たことがあるという方もいるのではないでしょうか?
では、なぜ強さを争う必要のないオスとメスが喧嘩してしまうのでしょうか?
それは、人間でもあるようにオスメス間の相性が悪いというのが原因といわれています。
これを聞くと、昆虫にも相性があるのかと驚かれる方もいるのではないでしょうか。
もちろん昆虫も生き物ですから性格があり、相性がいい、悪いはあるのです。
そんな相性の悪いもの同士を一緒の空間に入れてしまうと、傷つけ合ってしまうのです。
喧嘩をさせないためには?
では、喧嘩をさせないためにはどうすればいいのかというと、それは簡単で相性の悪い者同士を一緒のケースに入れて飼育しないことがいいといわれています。
当然ですが、別の空間で飼育すればどんなに喧嘩をしたくてもできませんからね。
このようなことからもオスメスを一緒のケースで飼育する際はお互いの相性を観察し、少しでも喧嘩を始めたりしたら別のケースに移し替えて個別に飼育する方法をとった方がいいのではないでしょうか。
相性のいいもの同士であれば、難なく結ばれブリードもしやすくなると思いますので。
まとめ
以上、ミヤマクワガタのオスメスの喧嘩について紹介しました。
クワガタをはじめ昆虫もわたしたち人間と同じように性格があり、相性がいいのも同士が結ばれて行くのですね。
飼育する際は出来るだけクワガタにストレスがない環境を整えてあげることが飼育するものにとって、もっとも大切な仕事なのかも知れませんね。