クワガタムシの成虫の見分け方は案外簡単です。
といってもたくさんの種類があるので、どの種類ですかと尋ねられると専門家でも悩む場合があるそうですが。
素人の見分け方といえば、つのの形でしょう。
頭に生えているから「つの」と思いますが、「つの」ではなく「顎」が正解です。
その「顎」の形でクワガタがどんな種類なのかを判別するのです。
カブトムシは「つの」ですね。
では幼虫の時の違いは分かるでしょうか。
ヒラタクワガタとコクワガタを比べてみる
間違いやすいヒラタクワガタとコクワガタを比べてみましょう。
常識というか、飼育している方の間では幼虫の頭の色で判別するそうです。
薄いオレンジ色であればヒラタクワガタで濃いめのオレンジならばコクワガタという風です。
これも怪しい選別法で、ヒラタクワガタは大きくなるほど濃い色になるようです。
次に頭の形を見てみましょう。
コクワガタとヒラタクワガタはあまり違いはありません。
個体差はありますが、よく見るとややヒラタクワガタが丸いかな、という程度です。
あごのところのアーチが白い半円があるのがヒラタクワガタだという方もいました。
採集場所で調べてみる
飼育しているクワガタならはっきりしている場合が多いのですが、採集してきたクワガタだったりすると種類が分からないことが大半です。
飼育が趣味の方は採集してきた幼虫から育てるために、採集場所などを見たりします。
大きかったり小さかったりは、そのクワガタの個体差があるので判別材料には不向きです。
サイトにはクワガタの顔写真が載っていて、なるほどなぁと納得しながら見ていました。
実際にはもっと分かりづらいか、詳しい方ならよく分かる!と嬉しくなるのでしょうか。
個体だけでなく幼虫が見つかった採集場所も大きな判別材料になります。
ヒラタクワガタは立ち枯れや切株の木の根の部分に多くいます。
コクワガタは朽木の中だったり、朽ちた落葉木だったりと幼虫がいそうなところにはどこにでもいるようです。
まとめ
まったくの素人の私が幼虫でムシの判別の仕方を調べるという暴挙をしました。
けれど調べていると、昔々の昆虫採集の頃がなつかしく思い出されたりしてこれもいいものだなと思いました。
しかし、やっぱり虫は苦手です。