せっかく卵が産まれても、無精卵なんてこともあります。
ヒラタクワガタの卵は、正常な状態だと白くて丸い形をしている場合が多いです。
最初は楕円ですが、まん丸くなります。
ちなみに幼虫になる間際は薄茶になるものもあります。
茶色かったり変形している場合は、無精卵の可能性もありますので、観察してください。
ヒラタクワガタの卵のサイズや数
ヒラタクワガタが一度に産み落とす卵は、30個から40個だそうです。
サイズは2.3㎜で、10日ほどで5㎜程に成長します。
ただし、環境によっても、個体によっても大きく変わります。
雄の種付けは2年は可能ですが、雌は良い卵で、しかも数を取るのでしたら1年目に限ります。
翌年はほとんど産みませんし、産まれたとしても数は少ないです。
一年休ませてからなら大丈夫かといいますと、なかなかうまくいきません。
結果は1年目の雌を使えば、30〜40個は可能です。
また産卵木は、柔らかい木が適しています。
ヒラタクワガタはマットの方が、たくさん産む傾向があります。
産卵木は補助的なものと考えて、霧吹きで水を軽くかけたマットを設置します。
マットは出来れば一度ふるいにかけて、細かいもののほうが良いと思われます。
また産卵木を一本ではなく何本か入れておくと産卵スペースが増えるので、産み付ける数も多くなるようです。
まとめ
クワガタはカブト虫に比べて、データが少なく、比較しにくいですね。
愛好者が増えれば、データも増えてゆきます。
ブリードの過程や写真をアップして、経験が共有できるといいですね。
クワガタのデータとしては、オオクワガタがよく例にあげられています。