まず素朴な疑問ですか、昆虫は冬眠するのかどうかですよね。

四季がある日本においては、越冬しなければ、昆虫は皆寿命が一年しかないことになります。

カマキリなど、卵で越冬し、成虫は越冬できないものがいます。

バッタも卵のみ越冬します。

蚊の種類ではアカイエカは越冬します。

昆虫のような変温動物は卵や蛹などの越冬態で冬を越します。

甲虫ではテントウムシやハリムシが成虫で越冬します。

ヒラタクワガタ 飼育 冬眠

ヒラタクワガタの越冬方法

クワガタの仲間で越冬できるのはオオクワガタ、ヒラタクワガタなど、一部です。

ノコギリクワガタ、コクワガタは越冬不可です。

ヒラタクワガタの越冬は20度位の気温になり動きが鈍くなったら、越冬ケースを用意します。

越冬ケースはマットを新しいものに交換し、新聞紙でケースを囲います

温度は5度から10度位で、0度を下回りそうな日は発泡スチロールで周りを囲むようにしたり、新聞紙を二重にします。

冬眠ケースひとケースに、1匹だけです。

直射日光が当たらないところで、温度が安定している場所を選びます。

月に1に回目ほど、霧吹きで湿らせます。

餌は食べなりますから、食べた形跡がなくなったらストップします。

冬眠前はクワガタゼリーがおススメです。

またいつもの木の他に、広葉樹の枯葉を数枚入れておくと、隠れ家にしたり、転倒したときの支えになります。

自然界で冬眠するので、極端に暑かったり寒かったりしなければ、放置しても無事に越冬します。

動きが鈍くなったら、冬眠ケースに、2、3頭入れてもいけます。

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まとめ

越冬できるクワガタの種類は少ないのですが、なかには5回の越冬に成功しているご長寿さんもいます。

クワガタが越冬し終わるのは気温が15度ほどになる頃ですから、その頃にはエサを入れて、目覚める準備をします。

昆虫の場合の越冬は冬眠とは違います。

寒くなって体が動かなくなるだけですから、完全に動きが止まるまでは、エサを食べるために起きてきたりします。

また暖かい日があれば動き回りますから、様子をみて、餌を置いたままでもいいようです。

たまに新しい餌と換えましょう。

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