ニジイロクワガタの産卵に成功し、幼虫が生まれるまでは待ち遠しくてたまらない瞬間でしょう。

じっくり待っている間、どんな蛹になるのか、成虫した時の姿を想像して楽しむことは、飼育者にとって一番のメインイベントなのかも知れません。

今回ご紹介するのは、産卵を経て幼虫が孵化するまでの流れと気を付けなければいけないことをまとめてみます。

産卵から孵化まで

ニジイロクワガタ 産卵 孵化

ニジイロクワガタのペアリングが終わり、メスを産卵セットに移すとマットの下に潜ったり、産卵木にじっとする期間(1~2ヶ月程度)があります。

このような行動が確認できたらメスが産卵する準備に入ったと判断できます。

産卵後、3週間以上経つとほとんどの卵は孵化できます。

孵化したと判断するにはケースに幼虫が移動した痕があったり、幼虫自体を確認することです。

産卵と孵化について気を付けること

産卵についてまず気を付けるべきことは温度管理です。

通常飼育でも大切なのですが、産卵時も同様に注意が必要です。

大体25℃前後が理想とされていますが、飼育環境を見て1℃程度の上下はあるかと思うので、飼育しているニジイロクワガタの動きを見て設定と管理をしてあげてください。

無事、産卵を確認できたらメスを産卵セットから取り出す必要があります。

そのわけとは、メスが子供を捕食してしまうからです。

産卵の判断が出来れば、すぐに取り出してあげるのがベストです。

孵化が終わると割り出しを行いますが、焦って割り出しをしてしまうと孵化できていない卵がたまに出てきます。

スプーン等でそっと扱えば問題ないと思いますが、生存率が下がってしまう場合があるので、出来る限り全ての卵が孵化していることが最適です。

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まとめ

産卵から孵化に掛けては産卵から産卵後は温度管理やメスの体調に気を付け、産卵後は素早く見極めてメスを移し、卵が孵化するまではじっくりと待つということがポイントになります。

焦らずにじっくりと的確に飼育し、成虫になった姿を想像しながら無事に孵化するのを待ちましょう。

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