比較的飼育が容易とされるニジイロクワガタは、その玉虫色の美しさが世界一とも言われます。

キラキラの外見が誉れ高い品種ですので、飼育にチャレンジする人も増えてきていますね。

飼育は容易と言っても気を付けなければいけないこともあります。

成長を促進させるために必要なものとは何でしょうか。

適切な環境、適切なマットです。

今回は、これらに関しての説明をしていきます。

ニジイロクワガタの飼育ケース

ニジイロクワガタ 飼育 マット 成虫

飼育ケースは工夫次第で大体どのようなものでも応用することが出来ますが、飼育の初心者にお奨めは透明なプラスチック製のクリーンケースです。

横からも上部からも観察することができて、適切な湿度を保つのにも向いています。

蓋とケースの間に挟んで使用するのがディフェンスシートです。

その名の通り、外敵から守る役目をしてくれます。

コバエの侵入を防いで、更に保湿の役割もしますので、是非使用したいところです。

ディフェンスシートは蓋の通気孔が大きすぎる場合に非常に役立ちます。

覚えておくとよいでしょう。

スポンサードリンク

発酵マットでも飼育可能

ニジイロクワガタの成虫は、基本的にほだマットを使用します。

まず加水する必要がありますので、たらい容器を用意してその中にマットを入れ、少しずつ水を加えていきます。

握った時に水が滲み出ない程度の感触がベターです。

飼育ケースの中へ固く詰めるようにして10cm位までの高さに敷き詰めてください。

尚、発酵マットでも飼育は可能ですが、その場合には発酵の臭いを消すためのガス抜きと言われる作業をする必要があります。

大き目の新聞紙の上に発酵マットを広げて、1日~1週間くらいそのままにしておきます。

発酵の臭いが消えて、いい土の臭いへと変化したらガス抜きは完了しています。

マットが発熱している時はもう少し待ってみてくださいね。

まとめ

ニジイロクワガタのマット選びは、それほどこだわらずに一般的なクワガタと同じように行えばいいようですが、もしも発酵マットやほだマットが乾燥しているのを見つけた場合には、即座に霧吹きなどで水分を補給するようにしてください。

また、1つのケースにつき2頭以上を飼育すると、喧嘩を始めてしまうことがあります。

大事な体が傷ついてしまう原因ともなりますので、なるべくでしたら1頭につき1ケースで飼うようにします。

お見合いならぬペアリングが益々楽しみになるでしょう。

スポンサードリンク