スジクワガタというクワガタを聞いたことがありますでしょうか。
背中の縦筋が特徴的で、大きくても40mm未満という比較的小さめのクワガタの種類なのです。
スジクワガタの採集にいくと、オスはよくお目にかかることができると思いますが、メスはなかなか出会えない貴重な存在なのであるそうですよ。
スジクワガタのメスの特徴を知っておくことで、感動が更に増すかもしれません。
今回は、スジクワガタのオスとメスについてご紹介します。
スジクワガタのオスとメスの特徴
スジクワガタのオスは体長14.5~39.0mmほどの大きさをしており、背中部分に縦筋が入ることが特徴です。
また、スジクワガタのオスの顎は内歯が斧のような形をしていますよ。
小型のオス場合は斧のような内歯の特徴が完全に現れず、少し膨らんだ程度しかみられないこともあるようですよ。
色は他のクワガタに比べて茶色っぽい色合いをしていることが多いそうですが、中には黒く艶っぽい色合いのスジクワガタもいるようです。
個体差が激しいので、完全に見分けるのは慣れるまで難しいかもしれません。
スジクワガタのメスは体長14.0~24.0mmほどの大きさをしており、背中部分には濃く幅がせまい縦筋が入ります。
ネブトクワガタのメスともよく似ていますが、スジクワガタのメスは前胸背板に光沢があることが特徴です。
ヒラタクワガタと間違えられることも多いスジクワガタですが、ヒラタクワガタには背中部分にも光沢があります。
他に間違えられる品種としては似た大きさであるネブトクワガタですね。
ネブトクワガタのメスの顎はバチ状になっていることに対し、スジクワガタのメスの顎は先端が尖っていることが特徴です。
基本的にはスジクワガタのオスとメスは発達した顎と、身体の大きさで見分けることができるようですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はスジクワガタのオスとメスの見分け方についてまとめてみました。
スジクワガタのオスとメスは基本的には発達した顎と、身体の大きさで見分けることができるようですが、小さいオスの場合はメスよりも小さいこともあるそうですよ。
他の種類のクワガタとも似ており、慣れるまで見分けが難しいとされていますので、焦らずに見る目を養っていきましょう。