男の子の憧れの的であるクワガタやカブトムシ、それをしかも幼虫から育てていくことができることほど幸せなことはありません。
まして、多くの男性が捕まえてみたかったオオクワガタとなれば、育てたい人の方が多いはずです。
そこで今回は、初心者でも簡単に育てられる方法を紹介していきます。
オオクワガタの幼虫を飼育する際に必要なものは?
準備するものはとてもシンプルで、飼育ケースと昆虫マットの2つです。
昆虫マットはガス抜きがされているHigh effect新・完熟発酵マットを使うことをおすすめします。
昆虫マットのニオイにつられてやってきたキノコバエに、卵を産み付けられることを防ぐことができます。
飼育ケースに入れる前に、昆虫マットを湿らせて手で軽く握ると崩れるくらいを目安に給水させます。
その後、ケースにマットを敷き詰めてから、爪楊枝などの尖ったもので底まで空気穴を開けます。
それから、幼虫を昆虫マットに置いてください。
幼虫を取り出す際は、素手で直接触らずに周囲のマットでくるむようにしてから取り出すようにしましょう。
オオクワガタの幼虫をどうやって管理するの?
温度変化の少ないところで管理していくことが大切です。
エアコンの入った部屋で飼育する場合は、温度を22度くらいに保つようにしてください。
昆虫マットが乾燥しないように様子を見ながら、霧吹きで水分を補うようにしましょう。
ただし、過剰な水分はカビの発生を招き、飼育環境を悪化させる原因ともなりますので注意が必要です。
幼虫がマットを食べ始めるようになると、その部分だけが空洞になり道ができたようになります。
この時期になったら飼育ケースを新しく準備し、昆虫マットごと幼虫を新しいケースの中へ入れます。
完熟発酵マットを使っていると、茶色く変色する場合がありますが、蛹室(ようしつ)を作る際に見られる現象ですから心配ないです。
まとめ
オオクワガタの幼虫を飼育する際に必要なものは、飼育ケースと完熟発酵マットの2つです。
特にマットは育てていくうえでとても重要なアイテムとなりますから、妥協せずにしっかりと選ぶようにしましょう。
また、管理していく時は温度変化が少なく、適度な水分を時々補うようにしてください。