オオクワガタは、人気がありますよね!

幼虫から育てる人も多いと思いますが、数が増えると飼育ビンの置き場所を確保したり、手間もさまざまかかります。

では、オオクワガタのオスやメスの多頭飼いは可能なのでしょうか。

多頭飼いのメリットとデメリット

オオクワガタ メス 多頭

多頭飼いをすれば、飼育ビンも少なくすみ、置くスペースが限られている人でも飼育が可能になります。

エサも、単独飼いをするよりも多少は少なくてすむので、経済的にも少しの余裕をもてるかもしれません。

このようなメリットはあります。

デメリットとしては、幼虫が密集した環境で育つと、小さく羽化してしまう可能性が高いようです。

大きく育てたい場合には、避けたほうが良さそうですね。

また、ケースの中でこすれて傷がついてしまったり、共食いのような可能性も否定できないようです。

とくにオスの場合は激しいケンカをすることがありますし、メスの場合は、アゴで他のオオクワガタを傷つけてしまうこともあるということです。

傷をおってしまったオオクワガタのメスは、産卵が困難になったり、細菌感染などが起こり健康に成長することが難しくなってしまうこともあるようです。

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多頭飼育は、単独飼育に比べてオオクワガタにストレスが多くかかるといわれ、それほどの大きな外傷などを受けていなくても、弱い個体は成長に影響が出ることも考えられるようです。

繁殖させるときは、オスとメスをまとめて飼育することになりますが、そのほかのときには、できれば単独飼育をすることが望ましいのではないでしょうか。

繁殖を目的とするとき

繁殖を目指すときは、オスとメスを同じケースで飼育することになりますが、この際もひとつがいだけをセットにするのがよいようです。

別のつがいも一緒にしてしまうと、こすれやケンカなどにより、傷が付く可能性が高くなるためです。

ひとつのペアでも、外傷やなにかトラブルがないかなど、注意して観察するように心がけましょう。

まとめ

オオクワガタの多頭飼育のメリットもありますが、さまざまな点から、基本的には単独で飼育することが望ましいとわかりました。

多頭飼育にしても単独飼育にしても、できるかぎりよい環境を与えてあげたいものですね。

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