ヒラタクワガタの成虫と幼虫の飼育時の温度はどれくらいなのでしょうか。
また、成虫と幼虫の温度管理では違いがあるのでしょうか。
調べたので一緒に見ていきましょう。
ヒラタクワガタの成虫飼育時の温度は?
国産のヒラタクワガタの成虫を飼育する場合は、春先~夏にかけては常温で十分飼育出来ます。
適正温度は、だいたい22℃~28℃の温度なら問題なく飼育出来ます。
最高温度は、ヒラタクワガタを飼育するのに一般的に28℃くらいまでがクワガタにとり、過ごしやすい温度と言われていますが、30℃以上でも飼育は可能のようです。
最低気温は、9月下旬~10月くらいになるとクワガタの活動が活発ではなくなり、およそ18℃くらいで越冬する準備を始め15℃以下で冬眠します。
ヒラタクワガタの幼虫飼育時の温度は?
国産ヒラタクワガタの幼虫を飼育する場合は、成虫と同じく春先~夏にかけては常温で十分飼育出来ます。
適正温度は、だいたい16℃~28℃の温度なら問題なく飼育出来ます。
成虫に比べてやや涼しい環境が良いです。
10℃以下で冬眠を始めます。
だいたい幼虫期間は1年くらいです。
温度管理によりますが、低温で育てると2年間幼虫の個体もいるそうです。
高温で育てると早く成虫になるので小型で、低温で育てると幼虫の期間が長いため大型になると言われています。
クワガタは成虫になると大きくなることはないので、幼虫の期間にいかに大きく育てあげるかでクワガタの成長が決まります。
ヒラタクワガタ温度以外で気を付けたいことは?
- 飼育ケースの置く場所
外気温と内気温では温度差があるので、玄関やベランダなどある程度風通しがある場所が好ましいです。
軒下・玄関の端っこ・物置など直射日光の当たらない場所に置きましょう。
- 湿度
飼育マットの乾燥具合で、霧吹きなどで飼育マットを乾燥させないよう湿気を与えるようにしましょう。
また、加湿しすぎるとカビの原因になります。
- 同じケースに入れない
幼虫同士は仲が悪く喧嘩をしたりして、幼虫の頭数が減ってしまうなどのトラブルが発生してしまいますので、1匹ずつ別々に飼育するようにしましょう。
成虫の場合も同じことが言えます。
まとめ
クワガタの幼虫を飼育する場合の温度と、成虫を飼育する場合の温度では若干の違いがありました。
幼虫の場合は温度で成虫になった時の大きさが変わってくるので、どのくらいの大きさに育てたいかで温度を調整する必要もありそうですね。