オオクワガタの卵は、とても繊細で小さく、壊れやすいですよね。
大切に育てて、楽しみに孵化を待ちたいところですが、どのように管理すれば良いのでしょうか。
オオクワガタの卵の孵化までの管理
マットや、ほぐした産卵木を用意します。
産卵キットなどもありますので、そのマットを使うと良いでしょう。
それをきれいに洗ったプリンカップや、その程度の大きさの空き容器に入れます。
そうしたら、数箇所~10箇所ほどの穴を開けます。
植物の種をまくときのような感じですが、オオクワガタの卵は小さいので、麺棒などを使って行います。
穴それぞれに、卵を一つずつ、清潔なスプーンなどを使って入れます。
直接手で触れて入れるのは、雑菌などの観点から避けるようにしてください。
卵を入れたらティッシュで覆い、霧吹きをかけて乾燥を防ぎます。
ティッシュが乾いたら、また霧吹きをかけます。
管理の注意
オオクワガタの卵の孵化には、24℃程度が適しているようです。
これは成虫の飼育温度より少し高いそうです。
また、乾燥は苦手です。
ティッシュペーパーが乾いたらまた霧吹きで水をやり、加湿を忘れないようにしましょう。
また、夏場の管理は、高温になりがちです。
直射日光を避け、適正な温度で管理し、温度変化が大きくならないようにしましょう。
温度について
オオクワガタの卵の孵化について、適温は24℃程度と記載しましたね。
これくらいの温度で、孵化までにおよそ3週間程度かかるそうです。
また、26℃~27℃くらいの高い温度で育てると、早く2週間程度で孵化するということがいわれているようです。
成長は遅いですが、ゆっくりと低温で育てると、成虫になったときに大きく育つ、ということを話す経験者もいるようですよ。
卵が黄色気味になって、真ん丸くなってくると、孵化までもうすぐです。
まとめ
オオクワガタの卵、無事に孵してあげたいですよね!
とても脆くて繊細なので、取り扱いには細心の注意が必要です。
人間の手についている菌なども、孵化しない原因になったりするようですよ。
オオクワガタの卵を上手に管理して、幼虫、成虫へと成長していくのを楽しみに見守りたいものですね。