お腹にある毛とユニークな顎が魅力的なミヤマクワガタ。
できるなら自分の手で一から育ててみたい、と思う方もいるはず。
それには、オスとメスのミヤマクワガタが必要です。
買うのは高くて手が出せない場合、自然下で取ることになる人が多いでしょう。
しかし顎を持っていないメスをどうすれば見分けられるのでしょうか?
今回は、ミヤマクワガタのメスを見分ける方法をご紹介します。
見分けるポイント
見分けるには5つのポイントがあります。
一つ目が体長です。
小さいものだと10mm、大きいものだと50mmもあります。
10mmと50mmであれば違いは一目瞭然ですね。
二つ目は体型です。
太いのもいれば、スリムな体型をしているものもあります。
中にはくびれがあったり、背中が強く盛り上がったりしているクワガタもいるのです。
3つ目が色です。
赤褐色や青っぽい色をしているものもあります。
また、一番多い黒色でも、真っ黒なのと薄いのとあります。
目を凝らして見ると面白いかもしれません。
4つ目がツヤの有無です。
これは分かりやすいですね。
5つ目が背中の模様です。
基本的には似ているのですが、例えばオオクワガタは背中にスジがあて、見分けやすいです。
クワガタのメスはオスたちより似ている分、見極めるのが難しいです。
この5つのポイントを確認して、ミヤマクワガタを採集してみましょう。
ミヤマクワガタ(メス)の特徴
大きさは25〜40mm。
背中は黒く、光沢があります。
背中は一般的な模様です。
先ほど言った通り、この特徴は他のクワガタでもよく見られます。
そのため、パッと見ただけでは判断がしづらいでしょう。
次に顎と体型を見てみましょう。
比較的大きな顎を持っており、スマートな体型をしています。
背中が盛り上がっておらず、他のクワガタのようにずっしりしている感じもありません。
決定的な特徴はお腹にあります。
黄褐色の毛に覆われているためすぐに分かります。
ただ採集してからではないと確認が難しいのが難点です。
まとめ
背中を見ただけでは分かりづらいですが、特徴的なお腹を見ればすぐに確認できますね。
是非ともミヤマクワガタのメスを採集して、自分で育ててみたいですね!