ミヤマクワガタは人気のクワガタですが、どこでどのように採集できるのでしょうか。
採集しやすい時間帯はいつなのでしょうか。
ミヤマクワガタの生息地
ミヤマとは「深山」山奥の意味で、標高の高い冷涼湿潤を好みます。
標高300mから500mのクヌギやヤナギ、ニレなどの雑木林に多く生息しています。
平地などにはあまり見られない、珍しい種類です。
採集時期
ミヤマクワガタは5月下旬から10月上旬に活動していますが、もっとも盛んに見られるのが6月から7月中旬です。
真夏に涼しい所に多くいます。
日中に活動することが多いので、採集は日中の山林が適しています。
夜間の採集
ミヤマクワガタは夜間、燈火に飛んでいます。
自販機の灯りや街灯などに集まってきますので、狙って採集できます。
銀灯などの白っぽい色に集まります。
オレンジ色の灯りにはあまり集まりません。
日中の採集
木の表面、枝、樹の葉の陰などに潜んでいることが多いので見つけて捕まえます。
木にミヤマクワガタが見つけられない時でも、木を思いきり蹴るとミヤマクワガタが落ちてくることもありますので、試してみることもいいでしょう。
一発で落ちて来ないと2回目はなかなか難しいので、一発目にかけてみましょう。
この時に、スズメバチなどがいないか注意しましょう。
トラップ
餌を仕掛けて掛かったところを捕まえるやり方もあります。
バナナなどのフルーツに焼酎をかけて発酵させておびき寄せます。
まとめ
ミヤマクワガタの活動時期は5月下旬から10月上旬ですが、採集に適した時期は6月から7月下旬です。
ニレの木やクヌギ、ヤナギの木の雑木林で標高の高い所に生息しています。
時間帯は日中が適していますが、山林に近い街灯などある場所に集まりますので、探してみるのもよいでしょう。
雑木林にバナナなどの果物を仕掛けて採集する方法もあります。