どんな生物にも、その成長のキーポイントになるのは食べるものです。

どんな食料を選ぶかによって健康は決まります。

昆虫類においても同じように餌は大切な要素です。

土なら何でもいい。

そんな事はありません。

土の良し悪しによって、虫は大きくもなります。

こちらでは、ミヤマクワガタの成長のカギを握る餌について述べます。

ミヤマクワガタの餌とは?

ミヤマクワガタ 飼育 餌

ご存知のようにミヤマクワガタの成虫の場合は昆虫ゼリーです。

山奥では、ミヤマクワガタやカブトムシは樹液を舐めています。

成虫になればそんなに大きくなる必要もありませんので、飛び回るだけのエネルギーがあれば十分です。

幼虫の餌はどうするの?

次に幼虫の場合を考えて見ましょう。

まだ小さい幼虫の場合は、プリンカップなどにマットを入れて一頭ずつ飼います。

この時のマットが重要です。

土を食べて大きくなるのですから、それなりの上質なクワガタ専用のマットを用意しましょう。

近所の土は雑菌が多く、コバエの発生の素となるので避けましょう。

また幼虫も排泄をしますので、マットは清潔に保ちましょう。

コロコロとした土が増えて来たり、コバエが繁殖し、悪臭がするようであればマットの交換時期の印です。

ある程度大きくなったら、菌糸ビンに移し替えると良いようです。

この菌糸ビンは、広葉樹のオガクズ成分をヒラタケなどの白色腐朽菌で分解しています。

比較的短期間で大型に育てる事が出来るようです。

菌糸ビンは湿度管理、温度管理が重要ですので保湿や保温に注意する必要があります。

オオクワガタは、かなりの高額で取引されるとされています。

このオオクワガタの餌となったのが菌糸ビンということで有名になったようです。

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まとめ

ミヤマクワガタの幼虫の餌は、土や菌糸ビンだと解りました。

ミヤマクワガタだけでは無く、クワガタの飼育は並大抵の気持ちではとても飼育出来るものではないことを承知しておいた方が良いですね。

約2年にも渡る幼虫の時期。

成虫になってからの時期。

大きな愛情を持って大切に育てる覚悟を持ってから飼育に取り組んで下さい。

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