クワガタって大きな顎を持っているのが魅力的で、多くの方に好まれています。

そのため、自分で一から育てられたらどれだけいいだろう、と考えたことがある人も多いのでは?

中でも人気な、ミヤマクワガタとノコギリクワガタの交配についてご紹介していきたいと思います。

ミヤマクワガタ交配

ミヤマクワガタ ノコギリクワガタ 交配

まずは交配用セットでオスとメスを同居させ、その後に産卵用セットにメスを入れることをお勧めします。

交配用セットは、飼育ケースSサイズに餌を置き、ハスクチップを薄めに敷きます。

チップがあまりに多すぎると、メスが潜り込み、交配が難しくなることがあるので気をつけましょう。

また、セットの中身だけでなく、温度と湿度も重要なポイントです。

ミヤマクワガタは冷涼で湿潤な環境を好みます。

そのため、マスク、チップをある程度湿らせ、温度は16〜20度で保ちましょう

両方のミヤマクワガタが成熟していることを確認することも重要です。

交配は1週間〜10日ほどで終わるので、その後は産卵用のセットに移し替えましょう。

そこから2ヶ月ほどで割り出しを行ってください(割り出しとは、産卵ができているかどうかの確認のことです)。

幼虫が5〜6頭ほど見えていれば成功です。

スポンサードリンク

ノコギリクワガタ交配

ノコギリクワガタは産卵セットからのスタートで大丈夫です。

ミヤマクワガタの産卵用セットと同じなので参考にしてください。

まず飼育ケースLサイズの7割ぐらいまで黒土マットを敷いて、押さえつけて固めます。

その上から2〜3cmほど同じ黒土マットを敷いてください。

このマットは固めなくて大丈夫です。

また、転倒防止のための止まり木と昆虫ゼリーを置いてください。

最後に新聞紙を間に挟んで蓋をすれば完成です。

ミヤマクワガタと同じように、1週間〜10日間ほど同居させましょう。

温度は25〜27度ぐらいが最適です。

同居期間を経て、1ヶ月すれば割り出しの確認を行いましょう。

こちらも幼虫が5〜6匹ほど見えていれば成功です!

まとめ

ノコギリクワガタは1段階のみですが、ミヤマクワガタは「交配用セット」と「産卵用セット」の2段階があります。

設定温度も違い、育てるのに根気が必要そうですが、その分成功したら嬉しいですね。

スポンサードリンク