ミヤマクワガタの繁殖に挑戦したことがある方なら、卵が無事に孵化した時のあの興奮をご存知ですね。

まだそこまで到達していないという方は、ぜひこの機会に卵から孵化するまでの経緯を学んでおきましょう。

皆さんがまず気になるのが、卵から孵化するまでの期間ではないでしょうか。

いつ頃孵化するのか気になる方が多いようです。

おおよその期間が分ると、卵を掘り起こす時期の目安にもなります。

是非この記事を読んで役立ててください。

卵から孵化するまでの期間は?

ミヤマクワガタ 卵 期間 孵化

ミヤマクワガタに卵を産ませるには、まず産卵セットを用意しておきます。

オスとメスの共寝を確認したところで、メスだけを産卵セットに移動させます。

するとおよそひと月後には卵を産み付けますが、ミヤマクワガタの卵は人工的に採卵すると孵化しない確率が高く、孵化したとしても幼虫時に命を終える場合が多いと聞きます。

よほど繁殖に慣れた方でなければお薦めできません。

初心者の方はもう少し後になってから、ひと月半~二か月ほど経過した頃に確認するようにしてください。

その頃になれば、卵から孵った1齢(初齢)幼虫が這い出しますので、楽しみに育てていきましょう。

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卵が孵化しないのは何故?

卵を産み付けた後に孵化しないケースというのも多く見られます。

それは何故でしょう。

原因のほとんどは温度調節に失敗した場合ではないでしょうか。

卵が溶けてしまったり、腐敗した卵を確認した時のショックといったらありません。

湿度管理にも注意が必要です。

採種場所によっても様々ですが、秩父ミヤマクワガタの場合には多湿を好みます。

早めに卵を採卵した場合には、湿度を保つために毎日の霧吹きをマメに行い、また雑菌が入らないような管理も必要です。

そうしたことから、初心者は自然に孵化するまで待つのがよいとされています。

まとめ

成虫のミヤマクワガタを手に入れたら、オスとメスのペアリングにして繁殖に成功させたいものです。

無事に卵を産み付けてくれた時の感動といったらありません。

卵から育ててみたいのは山々ですが、まずは失敗しないためにも孵化するまで待ったほうがよさそうです。

孵化までに掛かる期間はひと月半~二か月ほどで、温度や地域によっても差があるようです。

家の近くにあるペットショップで聞いて見るとよいでしょう。

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