ミヤマクワガタを飼っていると餌を食べなくなる時もありますよね。
とても心配になります。
動かないし食べないし。
病気なのか、それても冬眠に入る前なのか。
素人では解りかねる時もあります。
虫博士のような人が近所にいればいいですが、ちょっと気になって仕方がない。
そんな時の為に、ここでは餌を食べない時の観察の要点をまとめて見ました。
幼虫ほど成虫は食べない
そもそも幼虫と成虫とでは食べる量が違うのです。
成虫の餌は、昆虫ゼリーを利用する人が多いでしょう。
山奥を飛び回る成虫でも樹液を舐める程度です。
幼虫ほど餌の量は必要では無いでしょう。
自分の命を守り、繁殖の力を保つぐらいの量で十分だと言えます。
餌を食べなくなる時
餌を食べなくなっても心配ない時もあります。
蛹化に入る時期になると餌を食べる量は少なくなってきます。
蛹になってしまうと食べません。
蛹になって羽化するまでに必要な栄養分は、これまでに充分に蓄えられています。
また、羽化したばかりのミヤマクワガタはじっとして動かないそうです。
蛹室の中で、じっとして次の夏を待ちます。
気の長い話ですが、クワガタは夏に活発に動きますので、寒い時期は蛹室でじっとしている方が無駄な労力を使わなくて済むようですね。
餌が口に合わない
ミヤマクワガタにも餌の好みがあります。
A・Bと昆虫ゼリーがあるとすると、どちらか食べない昆虫ゼリーがあります。
好みが合わないのですね。
色んな種類を手元に置いて比べて見ると良いでしょう。
安価で質の悪いものはミヤマクワガタも食べないそうですので、材料や添加物も良く確かめてから食べさせるようにしましょう。
それでも食べない時は
もしかしたら病気かも知れません。
買い求めた店などに相談しましょう。
昆虫専門に見る医者などはいないようです。
こまめにマットを交換して清潔にする。
予防策はそれぐらいでしょうか?
まとめ
以上のように、ミヤマクワガタが餌を食べない時の理由について述べて来ました。
大まかな理由をまとめてみますと、蛹化している、エサが口に合わない、冬眠に入ろうとしている。
それらの理由が考えられる事が解りました。
昆虫の専門医があんまりいないようですので、自分で様子を観察を十分にして病気にならない清潔で適温の居心地の良い飼育環境を整えて下さいね。