虫を飼い始めるとブリードさせてみたいとの想いが溢れてきます。
幼虫に孵ったけどいつになったら羽化するの?
本当に羽化するのか不安に一杯になる人も多いでしょう。
ミヤマクワガタの幼虫から羽化するまでの期間はどの位でしょうか?
成虫のペアを同居させてから幼虫が羽化するまでの期間は?
幼虫から羽化するまでどのくらいかかるのか気になりますね。
ここではその疑問にお答えします。
ミヤマクワガタの幼虫はどうやって育てるの?
それでは、まずミヤマクワガタの幼虫の育て方から見て見ましょう。
クワガタを飼うのには虫飼育用のケース、クワガタ専用の黒土、朽ち木産卵に適した月齢の成虫のペアを入れて飼育を始めましょう。
飼育が初めての方は、最初から産卵セットを使うのも1つのアイデアです。
失敗が少なくなるように思えます。
土はクワガタ専用の黒土が雑菌が繁殖しにくく、嫌なコバエも防ぐ事が出来るのでお薦めです。
幼虫の前期は黒土が餌になりますので、水分補給と気温に気を配ります。
成虫のペアを同居させて約二ヶ月。
優しく土の中を見てみますと幼虫を発見出来るでしょう。
幼虫を発見したら一頭ずつプリンカップなどで黒土を入れ、その中である程度の大きさまで育てます。
汚れたら土は取り替えましょう。
ある程度大きくなったら菌糸ビンに移し替えます。
幼虫を見つけて、育て始めてから20~24ヵ月で成虫になります。
約2年もの長い月日がかかるので、相当の根気と強い意志が必要でしょう。
まとめ
成虫になるまでに要する月日は約二年。
カブトムシが大体一年ぐらいでしたので、かなり長くかかるのがクワガタの特徴なのかもしれません。
中々羽化しないと、土中を頻繁に見たりしますが、くれぐれも幼虫の体を傷つけないようになさって下さい。
飼育している間は幼虫の寝床、エサである黒土、菌糸の様子にはくれぐれも注意して下さい。
変色が見られたら、思い切って新しいものに交換することをお薦めします。
筆者も知らなかったのですが、セミの一生に比べると短いのかも知れませんが、約二年もの間の世話に疲れないように楽しみながら飼育して見て下さいね。
クワガタの成虫の雄姿を見る為に頑張って下さいね。