性格は非常にマイペースであるといわれるオオクワガタ。
自然の中では、木の穴などでひっそりと暮らしています。
そのため、飼う際にもマットの中に入ってしまい、姿を見せてくれないなどという事も多いのです。
そんなオオクワガタが、後食をしない時期とはどの程度の期間なのでしょうか。
後食を始めた際の注意点などもまとめました。
後食をしない時期とは
オオクワガタは、羽化後オスであれば最低2~3ヶ月程度、メスであれば2ヶ月程度後食をしない時期があります。
自然の中では、半年以上後食をしない時期が続くケースもあります。
飼育を始めてから、3ヶ月程度は活動をしないということになるのです。
活動をしていない期間も霧吹きで水を与え、乾燥しないように注意が必要。
2ヶ月程度経過した時点で、エサを置いてみましょう。
個体差はありますが、少しずつ、かじるようになるはずです。
成熟を待つ必要はない
オオクワガタが数ヶ月間の休眠から覚め、後食を始めて動いている場合、交配は可能になります。
後食を始めてから何カ月も交配をさせずに待つという行為は、無意味であるといわれているのです。
体力作りのためにエサを食べさせることは大切ですが、1週間程度で良いでしょう。
しかし、注意点としてエサを食べていても休眠期間が終わっていないという事。
オオクワガタが活動を始めた場合、動き回ります。
また、エサをかじる程度ではなく、食欲は旺盛になるのです。
そのため、動き方やエサの食べ方もしっかりと観察をして見極める必要があります。
まとめ
オオクワガタは、後食を始めたら交配が出来る状態であると判断出来ます。
もしくは素早く動き始めたら、休眠は終わった状態です。
しかし、オオクワガタの場合は冬を越してから活動を始めるため、場合によっては長期間待つ必要があるでしょう。
オオクワガタの飼育方法は非常にシンプル。
霧吹きで水を与えたり、エサを交換する程度なのです。
犬や猫など哺乳類のペットとは異なり、飼育は非常に簡単であるともいえるでしょう。
オオクワガタをしっかりと観察し、むやみに触ったりせずペースを合わせて育てて行く事が大切です。