夏休みの課題になつかしい昆虫の飼育などがありましたね。
採集はしたものの、飼ってみると案外難しくどうすれば長生きしてくれるのか、卵を産んでくれるのか、わからないことが多すぎました。
ヒラタクワガタのペアが産卵しているかどうか、どうやって見分けたらいいのでしょう。
まずは産卵セットを組んでみる
どんな生物も産卵できるような環境でないと、上手に卵を産めません。
産んでみたけど残念な結果になったりします。
そこでヒラタクワガタがうまく産卵できるような環境を作ってみましょう。
自然の山で採集できるに越したことはないのですが、いろいろな種類のクワガタがいるようなので、別の種類のペアだと産卵までいかないと思いますので、買ってきたペアの方がよいでしょう。
★クリーンケースの用意
クリーンケースとは、よくスーパーなどで夏休みに見かける虫かごのような透明のプラスチック製の箱です。
なぜ透明かというと、幼虫がマットの中で生まれているのがよく分かるからです。
★マットを敷く
マットを入れケースの7分目くらいまでよくついて固めます。
柔らかい方がいいと思うのですが、固い木の中でも産卵する虫ですから、固すぎるかな、と思うくらい固める方が良いでしょう。
固める途中でケースが割れないように、下に新聞紙などを敷くとうまくいくようです。
その上に2センチくらいマットを柔らかく敷きます。
産卵の見分け方
幼虫が見られるようになると産卵もあったということですが、マットの中にメスが潜り込まず表面をうろうろするだけのようならば、交接していない可能性が強いでしょう。
その時はもう一度、オスを産卵ケースの中に入れてみましょう。
幼虫が見えたら
ケースの底に幼虫が見えたら大成功です。
2,3匹見えたからといってメスをケースから出すのは早いです。
まだまだ産卵する気があるかもしれませんから、もう少し様子をみてみましょう。
幼虫が見えるとわくわくしますね。
乾燥に注意して、大事に育てましょう。
まとめ
メスが産卵してくれたら、とても嬉しいですよね。
生まれた卵も大事に育てて、無事に成虫にしてあげてください。