ヒラタクワガタの本種は、氷河期にスンダランドと呼ばれるタイのチャオプライヤー河が形成した大地が発祥地とされています。
やがて二つの経路をたどりました。
東南アジアとアフリカに渡ります。
それからオセアニア、ヨーロッパ、北米に生息地を広げてゆきましたが、南米には大型種が生息していません。
カブト虫や他の甲虫類の大型種は生息しています。
ヒラタクワガタが卵を産まない理由は
ペアーがうまくいっていない可能性があります。
オスとメスを1匹ずつ飼育ケースに入れますが、中には相性が良くないペアーもありますので、相手を変えて試してみて下さい。
様子を見るのは一週間から三週間がいいところです。
ケンカになるよならすぐに離します。
産卵床の準備をしておきます。
個体によって好む場所が違うようです。
産卵木に産むものや、マットに産み落とすものがあります。
種類によってだいたいの好みはあるようです。
ヒラタクワガタの多くは、産卵木だけでなくマットにも産みますので、産卵前にマットは清潔なものに取り替えておきます。
エサは高タンパクゼリーを与えることで、産卵確率が上がります。
何度も確認のために蓋を開けたり、クワガタに触れると、ストレスになります。
ペアリングが成功していたら、一ヶ月程で卵や幼虫を見つけることができます。
ペアリングの成功がわかった時点で、オスを取り出します。
卵を産まない理由は、その他には未成熟だったかもしれません。
後食が出来ていないとペアリングは成立しません。
まとめ
ヒラタクワガタはクワガタの中でも、産卵場所を選びます。
初心者のうちは、硬めの産卵木ややわかい産卵木も入れておきます。
また床も菌糸マットを用意しましょう。
ペアーを組むときには、サイズがあまり違わない個体を選びます。
オスがあまりにも大きい場合は攻撃してしまいます。
危険ですからすぐに引き離します。
仲良く並んでエサを食べていたら成功した可能性が高いので、オスを離し、出産を待ちます。
うまくいっていたのにひと月経っても卵を産まない場合は、同じ個体ともう一度ペアを組み再チャレンジしてみてください。