カブトムシなどの甲虫を飼育する場合、その種類によっては、「単体での飼育」か「多頭飼いできる」かを、よく考えなければならないと聞きます。

ニジイロクワガタの場合は、多頭飼いができる種類なのでしょうか。

調べます。

ニジイロクワガタの性格

ニジイロクワガタ 多頭 飼育

一般的に知られているオオクワガタやヒラタクワガタなどと比べると、ニジイロクワガタの気性は荒くない様です。

それよりむしろ、大人しい方だともいわれています。

同じケースの中にオスとメスを一緒に入れても、メスを攻撃することもないそうです。

ただし、ほかのクワガタと対戦させた場合では、長い顎を武器に下からすくう様にして、敵(別の個体)を投げ飛ばすそうですから、決して力が弱いわけではない様です。

ニジイロクワガタの多頭飼いについて

ニジイロクワガタの幼虫の時期

調べによると、一見温厚そうなニジイロクワガタでも、幼虫の時期は、ケース(菌糸ビン)が狭ければ、お互いの命を奪い合うこともあるということです。

飼育者の経験では、おおむね1リットルの飼育(幼虫の育成)環境では、5頭前後であれば、問題なく成長できたということでした。

このことから、十分な飼育環境を確保できない様であれば、例え幼虫の時期であっても、個体は1頭ずつの環境を確保する方が良いということでした。

例え幼虫であっても、自然界の「生き残り合戦」がすでに始まっている様です。

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ニジイロクワガタの成虫時期(成虫の飼育)

ニジイロクワガタは、その性格から多頭飼いが可能だといわれている様です。

ただし、100%の個体が大人しいということでもなく中には喧嘩をする個体もいて、その見極めを飼育者は、日々の観察からつかみ取らなくてはならない様です。

どうしても、単体での飼育場所の確保が難しい様であれば、大きめのケースに仕切り板などを置きながら多頭飼いする方法もある様で、ペアリングの時だけ一緒にするのが良い様です。

まとめ

ニジイロクワガタの性格は、ほか種類の甲虫と比べて大人しい種類に分類されることが分かりましたが、全てのニジイロクワガタについていえることではないことも分かりました。

そのため、多頭飼いを考えているのであれば、飼育者の日々の観察がポイントの様でした。

特にニジイロクワガタの幼虫時期は要注意の様で、狭いケース(菌糸ビン)では、どうやら生き残りをかけるかの様に喧嘩をして、お互いの命を奪う戦いをもするそうです。

これには驚きました。

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