アカアシクワガタを産卵させる時期は、いつ頃が良いのでしょうか。
そして、産卵させる時に気を付ける事はあるのでしょうか。
アカアシクワガタの産卵させる時期と気を付けることについて調べたので、お伝え致します。
アカアシクワガタを産卵させる時期は?
アカアシクワガタみたいに標高が高い場所に生息するクワガタの場合には、冷房で使用する部屋で飼育して気温を25℃以下にするか、常温での飼育の場合には8月下旬に共寝をさせて9月に産卵させるというのがいいようです。
産卵をさせる時期は、7月~8月中旬が最適ですが、常温飼育でも西日本の平野部などであれば6月~9月中旬までなら産卵させることが出来ます。
これ以外の時期だと気温が低すぎて産卵する確率が低くなります。
自然で採集したメスの個体は共寝している場合もあるので、共寝をさせなくても産卵する場合があります。
産卵のタイプがある?
・産卵木に産卵するタイプ(アカアシクワガタ・オオクワガタ・コクワガタなど)
アカアシクワガタは、朽ち木に産卵するタイプのクワガタなので産卵木が必須アイテムになります。
・産卵木とマット両方に産卵するタイプ(ヒラタクワガタ ・ノコギリクワガタ・ミヤマクワガタ・スジクワガタなど)
など2つのタイプの産卵があります。
産卵をさせる時に気を付けることは?
- 飼育ケースはできるだけ大きい物を使うようにしましょう。
- 乾燥気味のマットには産卵しないことが多いので、マットの乾燥に気を付けましょう。
- 飼育ケースにマットを敷く時には、マットを硬めに詰めましょう。
- マットは粒子の細かい物を使うようにしましょう。
- マットに産卵するか不安な場合には、産卵木を入れて置きましょう。
繁殖させる場合の注意点は?
野外採集した場合はメスのみでも産卵する可能性があります。
増やし過ぎに注意しましょう。
飼育スペースが無いのに幼虫を増やし過ぎて親になったら放虫するのは困りものです。
採集した場所がもの凄く遠い同士の個体のペアリングは避けましょう。
最適なのは、同じ樹液に集まっていた個体同士のペアリングです。
まとめ
クワガタの飼育スペースを考えながら、産卵と繁殖させるようにしましょう。
狭いスペースで飼育するのは、クワガタにとってストレスの負担を与えてしまうかもしれません。