アカアシクワガタを飼育する際のポイントになるのは、どのようなことでしょうか。
また、アカアシクワガタ成虫は自然下ではどのようなものをエサとしているのでしょか。
アカアシクワガタ成虫の飼育のポイントやエサについて知っておきましょう。
アカアシクワガタ成虫の飼育のポイントは?
アカアシクワガは、標高の高い所を好み主に標高の高い場所に生息するクワガタなので高温が苦手で、夏場はクーラーなどで温度管理が必要になります。
反対に寒さには強い種類のクワガタです。
6月~10月くらいまで活動する種類で、自然下では越冬はしませんが、飼育下では越冬する個体もいます。
アカアシクワガタの成虫飼育は、小型~中型の飼育ケース・飼育マットかおが屑マットをおよそ5cmくらい敷いて、掴まるための木と昆虫ゼリーを入れましょう。
性格は温厚な性格なので、オスとメスを一緒に同居をさせるのも可能です。
ただし、複数のオスを同じ飼育ケース内に入れて同居させるのは、止めておいた方が良いでしょう。
アカアシクワガタ成虫のエサは?
自然下のアカアシクワガタの成虫は6月~10月くらいにかけて、山地のヤナギやケヤマハンノキなどの広葉樹の枝に鈴なりに集まり枝をかじって、その樹液をエサにしていますが、生息場所やエサに融通が利く方なので、低山地ではハルニレやクヌギなどの樹液も吸ってエサにしています。
クワガタの飼育に向いてるエサは?
クワガタの飼育に向いていると言われているエサは、昆虫ゼリー・バナナ・リンゴなどです。
クワガタに与えない方が良いと言われているものは、スイカやメロンなどの水分が多いものです。
理由としては、クワガタの排尿の量がふえてしまって、飼育ケース内が汚れて不衛生になりがちになるからでです。
一番最適なエサは、お手軽にあたえることができて無難な昆虫ゼリーです。
クワガタが食べるエサの量は?
越冬するクワガタは、夏と冬では食欲が違って、冬場は夏場の半分くらいしか食べません。
クワガタはおおむね成虫になりしばらく時間が経過してからの方が、最も食欲がある傾向にあります。
メスのクワガタの場合は、産卵期直前も食欲旺盛になることが多いようです。
また、体格のいいクワガタはエサをたくさん食べます。
さらに、外国産の大きいクワガタは国産のクワガタの倍以上エサを食べたりするそうです。
まとめ
アカアシクワガタは暑いのが苦手で寒いのには強いです。
性格も温厚なので初心者でも、飼育しやすいクワガタなのではないでしょうか。