菌糸ビンでのアカアシクワガタ幼虫の飼育は、どのようにしたら良いのでしょう。

また菌糸ビンを使う時の注意点は、どのような事に注意をしないといけないのでしょうか。

見ていきましょう。

菌糸ビンでのアカアシクワガタ幼虫の飼育は?

アカアシクワガタ 幼虫 菌糸ビン

使用する餌は菌糸各種です。

使用する容器は800cc~1100ccくらいあれば充分です。

羽化までにかかる期間はおよそ10か月~12か月くらいです。

設定管理温度は18℃~20前後です。

アカアシクワガタは標高が高い所に生息しているので、設定温度をおよそ18℃~20℃くらいにしてあげるのが望ましいです。

アカアシクワガタの幼虫飼育はとても容易で、温度管理をすれば冬に越冬せずそのまま育って、およそ10か月~12か月くらいで羽化します。

温度管理せずに冬場に寒い場所で飼育した場合には、成長せずに温度管理しているよりも羽化するのに時間がかかります。

菌糸ビンで飼育すると大型に成長するのが期待できます。

菌糸ビンの使い方の注意は?

菌糸ビンは非常にデリケートで生のきのこと同じなので、取り扱いと保管に注意が必要です。

 菌糸ビンを購入して直ぐに幼虫を入れないようにしましょう。

菌糸ビンは、温度の変化や振動を受けると菌糸が活性化し、炭酸ガスが発生してしまうのでこの状態で幼虫を入れてしまうのは、炭酸ガスの中に幼虫を入れることになり、幼虫は苦しくなってしまいます。

・ 菌糸ビンを25℃以上の環境に置かないようにしましょう。

菌糸ビンを温度の高い場所に保管すると、菌糸ビンは直ぐに腐り始めて表面が黒くなり、ドロドロに溶けてしまいます。

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菌糸ビンを使う時に一番最初にやる事は?

菌糸ビンを使う時に一番最初にやる事は、エージングと言って環境に慣らすことで、菌糸ビンを上下逆さまにした状態で2日~3日置いておきます

逆さまにすることで蓋の隙間から、炭酸ガスが自然と外に出ていきます。

2日~3日経つと菌糸ビンが室温に馴染み、炭酸ガスも抜けてしまいます。

常温で使用する場合にはこの状態で幼虫を入れることはできますが、加温や冷却している場所に置く場合には、その環境に馴染ませてから幼虫を入れる必要があります。

まとめ

菌糸ビンの注意点などに注意しながら、菌糸ビンでアカアシクワガタの飼育にチャレンジしてみましょう。

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