オオクワガタの幼虫を飼育していると、それがオスなのかメスなのか、気になることがあると思います。
どちらもかわいいですが、知りたいですよね!
オスかメスかによって、飼育するケースの大きさも変わりますから、オスかメスかの判別をすることは、飼育に必要なことでもあるのですよね。
この記事では、オオクワガタの幼虫の見分け方について、大きさ、重さなどとともに見ていきたいと思います。
見分け方
オオクワガタの幼虫のオスとメスの見分け方は、いくつかありますが、よく知られているものを挙げてみたいと思います。
メスの幼虫のおしりには、オレンジ色の斑点模様があります。
これは卵巣だそうで、これで見分けるのは分かりやすいとされています。
オレンジ色の模様を見つけたからといって必ずメス!とは限らないこともありますが、80パーセントくらいの確率であると言う経験者もいるようです。
また、頭の幅です。
頭の大きさが、メスよりもオスの方が大きい傾向にあるといいます。
幼虫の3令では、オスの頭幅はおよそ11ミリメートルを超え、メスだと8ミリメートル程度となるようです。
しかし個体差があるので、これで見分けるのは難しい場合もあります。
重さによっても、性別の予測をすることができます。
こちらも幼虫3令の場合で、目安となるのが20グラムだそうです。
飼育の経験者によると、20グラムを超えるとオスである可能性が高く、メスは大きいものでも20グラムを超えることはあまりないようです。
オスの方が大きくなるのが早いので、その性質を利用できるのですね。
これらのことが、オオクワガタのオス、メスを見分ける方法として言われていることの一部ですが、すべてこの通りにいくとは限りません。
卵巣と思っていたものが、未消化物であったり、卵巣が見えにくく判別を間違えたりすることはあるのです。
まとめ
楽しみだけではなく、その後の飼育環境のためにも、なるべく早い時期に判別したい性別ですが、なかなか難しいところもありそうです。
間違えることもありますが、それでものちの飼育に参考になることがあるかもしれません。
それまでのいろいろな情報を、記録しておくといいですね。