オオクワガタは黒いダイヤモンドと呼ばれるくらい、希少価値が高い昆虫です。
そう聞くと、より一層大事に育てようと思いますよね。
ところで、クワガタにもストレスがあることをご存知ですか。
クワガタのストレス
- 人に触られる 。
- 不用意に明かりに照らされる。
- オス同士の縄張り争い。
- 適齢期に近くに相手がいない。
- 生活スペースが汚れている。
まるで人と同じですね。
自然界のクワガタと違い、適度に管理された温度や湿度のなかで餌の心配もないので、大切に飼えば3年長ければ5年も生きます。
観察のために触るのは、幼虫のときから、注意が必要です。
羽化するまでは触らない方が無事に育ちます。
クワガタは夜行性ですから、明かりは自然に任せます。
明るいときには活動もあまりしませんから。
オス同士の縄張り争いは自然界では必須ですが、一緒に入れなければ済むことなので、多頭飼いは避けます。
異性が近くにいないことは、クワガタにとってもストレスになります。
繁殖期が来たら、ペアーを組んであげましょう。
また飼育スペースを整えることも基本的なことです。
クワガタはひっくり返ると、起き上がれなくなることがあります。
木や葉っぱを適度に配置します。
生活スペースは清潔にしておきましょう。
特に、餌に野菜やスイカを与えると、餌自体が腐敗したり、また水分の多い野菜だとたくさんの尿をしますから、土壌が汚れてしまいます。
初心者のうちは、餌は、クワガタ用のゼリーが適しています。
まとめ
昆虫をペットにするのも、それなりに手がかかります。
1番多く見かけるのが、冬眠時期や蛹の間の放置です。
動きが鈍くなってもお世話を忘れないで下さい。
放置しておくと、コバエが発生したり、カビが生えててしまったり、トラブルが起こります。
起こったことには、その都度適切な対処が必要です。
コバエについては、ほぼ必ず発生します。
コバエ取りのシートやネット、新聞紙を被せるなどで対処できます。
温度計と湿度計で管理すると、カビを防ぐ手立てにもなります。
霧吹きは当然ですが、半日で、乾かない程の霧吹きは不用です。
こまめに管理して下さい。