昆虫好きならブリーディングを一度はやってみたいと思う方も多いのでは?

捕ったものを産卵させて、成長する過程を見るのが楽しみですよね。

しかし、その難しさから失敗する人も多いです。

その中でもミヤマクワガタはその珍しさから産卵を試みるも、失敗する方が多いです。

なぜ失敗するのでしょうか?

その原因は産卵セットの内容かもしれません。

温度と湿度

ミヤマクワガタ 産卵 失敗

温度と湿度の管理は基本中の基本ですが、夏にはなかなか保つのが難しくもとても重要なポイントです。

特にミヤマクワガタは高山で育つクワガタです。

その時のような冷涼で湿潤な環境を家で作れるかどうかが産卵を左右してきます。

温度は16~20度に保つのが大事です。

なかなか難しいのと、エアコンをつけることになるので費用はかかってしまい大変ですが、最重要といえる項目です。

マットの湿り具合はどうでしょうか?

乾燥していると潜ってくれません。

また、水分が多すぎても、腐敗してしまい産めなくなる時があります。

セットするときに水を吹きかけ、指で押しても「ジュッ」とならず、軽く握って固まるぐらいがちょうど良いです。

後は水やりをしなくても問題ないです。

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マットの状態

それでもメスが潜らず、餌も毎回減っているのであれば、マットに問題があるのかもしれません。

ミヤマは発酵したマットを好みます。

黒土マットや完熟マットを使うのがオススメです。

他のものでも産むことはありますが、発酵があまりに進んでいないと、産卵を始めてくれる可能性が低くなります。

また、パウダーのような細かいものを使用するとより自然の状態と近いため、産みやすくなります。

マットの敷き方は合っていますでしょうか?

発酵マットはケースの7割は固く詰め、その上に2cmほど柔らかく詰める事を心がけましょう。

ミヤマが産卵に成功しても、幼虫が「食べ進む」ことを学ばずになくなることがあります。

ミミズが発生して、卵を食べてしまうこともあるので気をつけましょう。

まとめ

ミヤマクワガタの産卵には湿度と温度、そしてマットの状態が特に大事なのですね。

全ての項目を細かにチェックするのは難しそうですが、是非ともミヤマの産卵は見てみたいです!

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