大きな顎と黒光りしたボディが魅力的なクワガタ。
夏になると採集したくなる昆虫の一つです。
その力強さとかっこよさだけではなく、顔を覗き込むとキュートなのもたまらないです。
そんなクワガタには様々な種類があるのを知っていますか?
「ミヤマクワガタ」と「コクワガタ」はそのうちの2種類です。
見た目だけでなく、普段生息しているところにも違いがあるのですが、 同じときに両方一緒に採集することができるのです!
これから昆虫採集に行く方が、それぞれどんなクワガタなのか理解し、ゲットできるようご紹介します!
ミヤマクワガタ特徴とは
30~78mmで背中は茶色いツヤ消しです。
頭部の上に独特な突起があり、クワガタのなかでも特徴的な「アゴ」を持っています。
標高の高いところで見られるため、気軽に捕りづらい虫ではあります。
朝方〜昼間にかけて活発的で、飛翔性もノコギリクワガタほどではないものの高いです。
木の表面にいることが多いので、虫あみで捉えることができます。
夜は 燈火採集も有効です。
コクワガタ特徴とは
18~55mmで背中は黒色のツヤ消しです。
アゴ先端がグッと曲がっているのが特徴的です。
雑木林で生活しているだけでなく、平地から標高がやや高いところまで生息しているため、幅広いエリアで見かけることができます。
また、夜に活動が活発ですが、昼間に行動する場合もあります。
木の穴や樹皮裏、樹の上などに潜んでいることがあるため、ミヤマクワガタと同じように、夜は燈火採集をするのが効果的です。
お昼は、曲がった針金などで引っ張り出す方法で採集することができます。
採集の仕方
見た目が違うので見間違うことは少ないでしょう。
もしミヤマクワガタとコクワガタを一緒に採集するのであれば、標高の高い雑木林で、夜であれば燈火採集、昼間はミヤマクワガタなら虫あみで、コクワガタは針金などで引っ張り出すのが効果的です。
同じときに取ることができるのは嬉しいですね。
また、見た目、生息場所が違いながらも、どちらも見つけやすく初心者向けです。
まとめ
同じクワガタでも、こんなに見た目や活動エリア、活動時間が違うんですね。
それでも、一緒に捕ることができたりするのでチェックはしっかりしましょう!